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J-GLOBAL ID:201702277228701168   整理番号:17A0896340

休眠程度の異なるイネ種子の,水蒸気育苗キャビネットでの蒸気処理及び温度処理による休眠打破

Breaking the dormancy of rice seeds with various dormancy levels using steam and high temperature treatments in a steam nursery cabinet
著者 (4件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 183-192 (WEB ONLY)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,水蒸気育苗キャビネットを用いて様々な休眠程度を持つ日本産水稲品種の種子休眠を打破するための好適蒸気処理条件を決定するために行った。試験では,蒸気処理の温度及び期間が発芽率及び発芽速度に及ぼす影響を調べた。休眠の深い‘タカナリ’種子では,40°C・7日間の蒸気処理をすると,発芽率を高め,発芽時間(T50S;種子数に基づく)を短縮することができた。この処理の効果は,50°C・7日間の乾熱処理と同等であった。また,中程度の休眠をした‘萌えみのり’と‘ひとめぼれ’の種子では,40°C・5日間の蒸気処理を行うと,50°C・7日間の乾熱処理の場合より,T50Sが十分かつ効果的に短縮できた。休眠の浅い‘萌えみのり’の種子では,24~40°C・7日間蒸気処理を行うと,発芽率90%以上で,T50Sを短縮することができた。しかし,同様な蒸気処理を行っても,休眠していない‘萌えみのり’と‘タカナリ’の種子では,発芽率とT50Sに対する効果はないか,有っても極わずかであった。以上の結果から,休眠が深い種子では,40°C・7日間の蒸気処理が適切であると考察された。また,休眠が浅い種子では,40°C・5日間の蒸気処理が適切で,休眠していない種子では蒸気処理は必要ないと考察された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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稲作  ,  発生,成長,分化 
引用文献 (20件):
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