文献
J-GLOBAL ID:201702277251337330   整理番号:17A1067708

水中のL-システインのための効率的な蛍光プローブとしての銅(II)-ベンゾイミダゾール錯体【Powered by NICT】

Copper(ii)-benzimidazole complexes as efficient fluorescent probes for l-cysteine in water
著者 (3件):
資料名:
巻: 46  号: 34  ページ: 11408-11417  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2,6-ビス(ベンゾイミダゾールイル)ピリジンをベースにした銅(II)錯体[Cu(L1)(H_2O)2](SO_3CF_3)21および[Cu(L2)(H_2O)2](SO_3CF_3)22を合成し,L-システインのための高度に選択的な「ターンオン」光プローブとしてここで報告した。プローブ1(0.14 V vs. NHE)のCu(II)/Cu(I)酸化還元電位は水中で2(0.233 V vs. NHE)のそれより低かった。2の分子構造は四角錐形配置(τ=0.2545)を採用し,その中ピリジンユニット他の二Cu N_benzim結合(Cu-N,1.995と2.000Å)より短いのCu N_py結合(1.958Å)であった。軸Cu-O2結合距離(2.247Å)は赤道のCu-O1結合距離(1.953Å)よりわずかに長かった。正方形形状は,70KでのEPRにおける156×10 4cm 1の_∥値によって支持された。d-dと配位子に基づく転移はpH=7.34でHEPES緩衝液中で2hで1及び651と313 360nmの662と314 356nmで観測された。これらのプローブは,2の5.4×10 4と1.30×10 4M 1の1とpH7.34で1および2に対して,それぞれ,2.9×10 8M及び3.32×10 8Mの検出限界の結合定数を持つ他の天然アミノ酸よりもCysに対して選択的で効率的な「ターンオン」蛍光挙動を示した。1(14.7%)によるCysの検出のための量子収率は2(23%)よりもはるかに低かった。1と2の蛍光強度はヒスチジンにより阻害されたが,Cysが示すものよりも相対的に低いレベルでわずかに増大した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第11族,第12族元素の錯体  ,  分析機器  ,  イミダゾール 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る