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J-GLOBAL ID:201702277259464732   整理番号:17A0865842

肝細胞癌を有する被験者ではHepPar1陽性循環微小粒子が増加して肝切除後の早期再発が予測される

HepPar1-Positive Circulating Microparticles Are Increased in Subjects with Hepatocellular Carcinoma and Predict Early Recurrence after Liver Resection
著者 (18件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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循環微粒子(MP)は,癌患者の新規潜在的なバイオマーカーである。肝細胞癌(HCC)におけるその役割は,集中的に調べられている。本研究では,HepPar1抗原を発現するMPがHCC患者の血液中で増加し,肝切除(LR)後の早期再発のマーカーとして役立つという仮説を調べた。著者らは,LRを受けているHCCの影響を受けた15人の患者を調べ,フローサイトメトリーを使用して循環HepPar1+MPの数を評価した。HCCのない10人の被験者(肝硬変を有する5人および健康な肝臓を有する5人)を対照とした。HCC患者はLR後に早期再発を確認するためのフォローアップを受け,7例で再発があった。循環HepPar1+MPの数は,がんのない個体と比較してHCCの影響を受けた被験者では有意に高かった(p<0.01)。HCC患者のうち,LR前に測定された循環HepPar1+MPの数は,再発のない患者(p=0.02)と比較して,早期再発を示した患者で有意に高かった。注目すべきは,内皮細胞由来のもの(CD144+)または活性化された内皮(CD144+/CD62+)によって産生されるものなど,他のタイプの循環MPはHCCと関連せず,HCC再発を予測することもできないことであった。HepPar1+MPは,HCC患者の疾患および予後の新規なバイオマーカーとしてさらなる研究に値する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう  ,  臨床腫よう学一般  ,  医学的検査一般 

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