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J-GLOBAL ID：201702277261574243   整理番号：17A0579057

海水からの選択的ウラン採鉱のためのタンパク質ヒドロゲルマイクロビーズ

Protein Hydrogel Microbeads for Selective Uranium Mining from Seawater

著者 (3件)： KOU Songzi (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., HKG) ,  YANG Zhongguang (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., HKG) ,  SUN Fei (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., HKG)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 3  ページ： 2035-2039  発行年： 2017年01月25日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動が大きな脅威となり,化石燃料の代替燃料を模索する中で,ウランの核分裂は,低炭素エネルギーの主要な供給源となっている。海洋には陸地の1000倍のウラン埋蔵量があるが,ウラニル(UO²⁺₂)濃度が極めて低い(~13.7nM)ため,ウラニルの大規模な抽出は,困難である。この難題を解決するために,高い結合類似性と選択性だけでなく,高い反応速度と大きな要領を有するウラニル吸着剤が,望まれる。本稿では,海洋ウラン抽出の実用的な方法として,チオールーマレイミドクリックケミストリーを介して合成された超ウラニル結合タンパク質(SUP)のネットワークを含むタンパク質ヒドロゲルシステムが提示されている。マイクロ流体デバイスによって製造された単分散SUPヒドロゲルマイクロビーズは,高い効率(濃縮指数,K=2.5×10³)と選択性で,天然海水からのウラニルを濃縮できる。本結果は,タンパク質ヒドロゲルを用いて海洋からウランを抽出する実用可能性を示している。

シソーラス用語： *ヒドロゲル ,  化学合成 ,  *ウラニルイオン ,  *タンパク質 ,  微粒子 ,  チオール ,  *同位体濃縮 ,  *吸着剤 ,  選択性 ,  *海水 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  酸イミド ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： クリックケミストリー ,  マイクロビーズ ,  *ウラン濃縮

分類 (1件)： 核燃料一般  (MD08010K)

物質索引 (1件)： マレイミド

タイトルに関連する用語 (4件)： 海水 ,  ウラン ,  採鉱 ,  タンパク質