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J-GLOBAL ID：201702277270204634   整理番号：17A0668513

奈良県の促成イチゴ栽培におけるカブリダニ製剤を利用したナミハダニ黄緑型の防除体系の検討

Two-spotted Spider Mite, Tetranychus urticae Koch Control by Predator Mite Release onto Forced Strawberry in Nara Prefecture

著者 (2件)： 井村岳男 (奈良県農業研究開発セ) ,  米田祥二 (奈良県)
資料名： 奈良県農業研究開発センター研究報告  (Bulletin of Nara Prefecture Agricultural Research and Development Center)
号： 48  ページ： 1-6  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： Z0147A  ISSN： 2189-4515  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イチゴ促成栽培において,ナミハダニ黄緑型の防除を行うための2種カブリダニ製剤の放飼時期を検討した。同一の生産者が管理するほ場での3か年にわたる調査の結果,イチゴの第1花房開花期にミヤコカブリダニ製剤とチリカブリダニ製剤を同時放飼する体系の防除効果が最も高く,長期間にわたってハダニの被害を抑制した。一方,第1花房開花期にミヤコカブリダニ製剤を放飼し,その後のハダニ増加に合わせてチリカブリダニ製剤を放飼する体系は,2月から3月に一時的なハダニ増加に伴う,部分的な株の萎縮が発生した。また,チリカブリダニ製剤のみを放飼した場合には,防除効果が現れる前にハダニが急増し,実用性が低いと考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *イチゴ ,  *促成栽培 ,  *ナミハダニ ,  *生物的防除 ,  *害虫防除 ,  成長段階 ,  開花
準シソーラス用語： 章姫 ,  Tetranychus urticae ,  ナミハダニ黄緑型 ,  Neoseiulus californicus ,  *ミヤコカブリダニ ,  Phytoseiulus persimilis ,  *チリカブリダニ ,  防除時期 ,  第1花房開花期 ,  防除効果 ,  発生消長

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  生物的防除  (FC05030B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 奈良 ,  イチゴ栽培 ,  カブリダニ ,  製剤 ,  ナミハダニ ,  黄 ,  緑 ,  防除体系