エリート米陸軍特殊作戦部隊兵士の食事品質と栄養状態マーカーに及ぼす配備の影響

FARINA Emily K.; FARINA Emily K.; FARINA Emily K.; TAYLOR Jonathan C.; MEANS Gary E.; MURPHY Nancy E.; PASIAKOS Stefan M.; LIEBERMAN Harris R.; MCCLUNG James P.

文献

J-GLOBAL ID：201702277282772561 整理番号：17A1370471

エリート米陸軍特殊作戦部隊兵士の食事品質と栄養状態マーカーに及ぼす配備の影響

Effects of deployment on diet quality and nutritional status markers of elite U.S. Army special operations forces soldiers

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資料名：
巻： 16 号： July ページ： 16:41 (WEB ONLY) 発行年： 2017年07月
JST資料番号： U7032A ISSN： 1475-2891 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

背景特殊作戦部隊(SOF)兵士は頻繁に配備され,高度の身体能力及び認知能力を要求される。栄養状態は認知能力及び身体能力と関連する。配備環境における食事摂取量及び栄養状態を評価する研究は欠けている。したがって本研究ではエリート米陸軍特殊作戦部隊兵士における食事品質と鉄,ビタミンD,副甲状腺ホルモン(PHT),グルコース及び脂質などの栄養状態マーカーの血清中濃度に及ぼす戦闘配備の影響を評価した。方法ベースラインから配備後までの変化は,健康的な摂食指標-2010(HEI-2010)スコア,食品摂取量,食品群,主要栄養素及び血清栄養状態マーカーのために設計した被験者内での反復測定で分析した。食事摂取量はブロック食物摂取頻度調査で評価した。配備後の血清25-ヒドロキシビタミンD(25-OHビタミンD)とPTHとの関連を測定した。血清マーカーの分析は50名の参加者について完了し,食事摂取量の分析は33名の参加者について完了した。結果配備に対する反応においてHEI-2010スコアは総HEI-2010,総果物,果物全体,乳製品及びエンプティカロリーに対して減少した。減少した食品及び食品群の平均1日摂取量には,総乳製品,牛乳及び非清涼飲料及び非果汁果物が含まれた。カルシウム及びビタミンDの食事摂取量は減少した。PTHはベースラインから増加したが,25-OHビタミンDには変化がなかった。フェリチンは減少し,可溶性トランスフェリン受容体は増加した。グルコースまたは脂質には変化がなかった。配備後の血清25OHビタミンDはPTHと逆相関があった。結論 HEI-2010及び牛乳,カルシウム及びビタミンDの摂取量は配備後に減少した。血清PTHは増加し,貯蔵鉄は分解した。鉄欠乏の兵士はいなかった。しばしば配備される兵士は合衆国においては食事品質を高く保ち,配備中はエンプティカロリーを避けて果物,野菜及び適切なカルシウム,ビタミンDと鉄源を消費すべきである。配備中の生鮮食品のアベイラビリティと品質の改善が,食事品質を改善する可能性がある。(翻訳著者抄録)

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食品一般 , 人間に対する影響

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