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J-GLOBAL ID:201702277290496185   整理番号:17A1063426

全身性エリテマトーデスにおける神経精神症候群の診断のための循環抗N-メチル-アスパラギン酸受容体サブユニットNR2A/B抗体の臨床的有用性とシェーグレン症候群:最新のメタ分析【Powered by NICT】

Clinical utility of circulating anti-N-methyl- -aspartate receptor subunits NR2A/B antibody for the diagnosis of neuropsychiatric syndromes in systemic lupus erythematosus and Sjogren’s syndrome: An updated meta-analysis
著者 (7件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 114-122  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3121A  ISSN: 1568-9972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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精神神経(NP)イベントはリウマチ性疾患患者で見いだし,共通して全身性エリテマトーデス(SLE)とシェーグレン症候群(SS)であった。研究に関する米国リウマチ学会(A CR)委員会による19中枢神経ループス(NPSLE)症候群のための標準命名法と症例定義はSLEとSSの両方で見られるNP事象の広い範囲をカバーしている。SLEとSSの理解の進歩にもかかわらず,NP症候群は診断上の課題を提起している。NPイベントの正しい帰属が正しい治療と予後を決定する上で重要である。抗N-メチル-アスパラギン酸受容体サブユニットNR2A/B(抗NR2A/B)抗体はSLEとSS患者の血清で実証され,集団または特異的NP症候群と関連して,一貫してなかった。医学文献における抗NR2A/B抗体データの解釈は,患者群の小サンプルサイズによって困難である。プールドエフェクトサイズを生成するために異なる研究を組み合わせることにより,メタ分析はNP症候群の存在または非存在下における違いを検出する力を増加させることができる。,SLEとSSの抗NR2A/B抗体とNP症候群の間の関係を評価するためにメタ分析を実施した。文献探索は開始2016年6月からPubMedおよび他のデータベースを用いて行った。確認した研究由来の抗NR2A/B抗体に関連したデータを要約した。ランダム効果モデルを用いて,NPイベントのないSLEとSS患者における抗NR2A/B抗体とNP症候群の間の関係を評価するためにその対応する95%信頼区間(CI)と全体的複合オッズ比(OD)を計算した。もA CR1997年改訂分類基準および58人の健康な対照(HC)を満たす57SLE患者のコホートを含んでいた。全体で,2212人のSLE患者,66SS患者,99疾患対照(DC)(例えば抗リン脂質抗体症候群,重症筋無力症と自己免疫性多腺性内分泌不全症I)と538HCにおける抗NR2A/B抗体に関するデータと17研究をこの解析に用いた。血清/血漿抗NR2A/B抗体の全体的なプールされた有病率はDC[14.8%(95% CI 2.2 56.9)]とHC[7.6%(95% CI 4.6 12.4%)](p=0.001)と比較して,SLE患者[24.6%(95% CI 18.5 32.0%)]とSS患者[19.7%(95% CI 11.8 31.0%)]の方が高かった。13研究におけるNP症候群を必要とせずにSLEとSS患者と比較して,血清/血漿抗NR2A/B抗体[プールOR=1.607(95% CI 1.041 2.479),P=0.032]陽性を示したNP症候群を合併したSLEとSS患者の有意に高い比率であった。髄液抗NR2A/B抗体のための有用なデータはわずか4研究[プールOR=0.831(95% CI 0.365 1.888),P=0.658]で利用可能である。19NP症候群の中で,血清/血漿抗NR2A/B抗体はNP症候群,認知機能障害(p=0.259)と気分障害(p=0.503)を含むと特異的に関連しなかった。メタ回帰は血清/血漿抗NR2A/B抗体の不均一性のための減速材として抗二本鎖DNA抗体陽性(p=0.009)とSLE疾患活動性指数(p=0.028)の割合を同定した。循環抗NR2A/B抗体試験はSLEとSS集団におけるNP症候群に対する診断的価値を有している。しかし,今日までの証拠は,抗NR2A/B抗体陽性は,特定のNP症候群を区別することができないことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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