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J-GLOBAL ID:201702277298749094   整理番号:17A1545403

Psychotria brachyceras Muell.Arg.からの抗酸化性アルカロイドbrachycerineの蓄積は熱により増加すると酸化ストレス緩和に寄与する【Powered by NICT】

Accumulation of the antioxidant alkaloid brachycerine from Psychotria brachyceras Muell. Arg. is increased by heat and contributes to oxidative stress mitigation
著者 (7件):
資料名:
巻: 143  ページ: 185-193  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0624A  ISSN: 0098-8472  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ブラキセリンはPsychotria brachyceras中に存在する酸化防止剤,UV保護剤,および抗変異原活性を持つシュートモノテルペンインドールアルカロイドである。アルカロイドは,浸透圧ストレス,UV,重金属,および創傷によって誘導されることが示されている。brachycerine蓄積は酸化還元不均衡に関係するので,本研究で筆者らは,熱がアルカロイドの蓄積,酸化ストレスを軽減することに役立つを誘導するという仮説を検証した。急激および段階的温度上昇の両方によって,40°Cに曝露された三日の葉ディスクにおけるブラキセリン濃度は4.5と2倍に増加し,それぞれ,抽出された乾燥重量の2.0%までに達した。アルカロイド濃度は10°Cへの曝露による影響を受けなかった。脂質過酸化は,対照条件と比較して急性および段階的熱ストレス下でP.brachycerasで減少した。過酸化水素濃度は対照と比較して,熱ショック(50°C)に曝露した葉ディスクの方が低かった。変化は温度処理の下での全クロロフィルでは観察されなかった。,加熱下でクロロフィルの大量損失を持つ熱感受性種Brugmansia suaveolensとBrassica oleraceaの葉ディスクは,P.brachycerasで見出されたものに相当する濃度におけるbrachycerineで予備処理した場合,熱ショック耐性表現型を示した。アルカロイド生合成に関与する酵素をコードするトリプトファンデカルボキシラーゼ(TDC)の発現は,612および24時間40°Cに曝露した葉ディスクにおける抑制され,温度作用は転写後レベルで起こることを示唆した。事実,熱曝露されたディスクは,対照に比べてアルカロイド前駆体トリプタミンおよびTDC活性のより高い濃度を持っていた。まとめると,これらのデータはbrachycerineの蓄積は熱により誘起された,おそらく転写後機構により,関連する酸化損傷に対する保護に貢献していることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  植物成長調整剤  ,  植物ホルモン  ,  トウモロコシ 

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