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J-GLOBAL ID:201702277347215852   整理番号:17A0695732

寒冷ストレスへの応答の遅延はリンゴ果実の皮の壊死に至る連続的な代謝シフトによって特徴づけられる

Delayed response to cold stress is characterized by successive metabolic shifts culminating in apple fruit peel necrosis
著者 (17件):
資料名:
巻: 17  号: Apr  ページ: 17:77 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:表在性やけ症状は,初期の傷害が貯蔵期間のずっと早い時期に起こるものの,長時間の冷蔵保存後に出現するくぼんだ壊死病変を特徴とするリンゴ果実の生理学的障害である。細胞死への移行が能動的プロセスおよび特異的代謝に関与する程度を決定するために,標的化されていない代謝およびトランスクリプトームプロファイリングを用いて,180日を超える冷蔵保存中の皮組織の代謝を追跡した。結果:やけ症状を発達させることになる皮のメタボロームとトランスクリプトームは,やけ症状を酸化防止剤(ジフェニルアミン;DPA)を使用して制御したか,または貯蔵30~60日目に始まる1-メチルシクロプロペン(1-MCP)を使用してエチレン曝露に反応しないようにした皮から発散し始めた。複数の経路およびプロセスを代表する全体的な代謝およびトランスクリプトームシフトは,α-ファルネセン酸化とともに,その後のメタノール発生および症状発現と同時に生じた。結論:結果は,この形態の皮壊死が,物理的損傷ではなく寒冷貯蔵開始時の冷却温度によって誘発される複数の経路を含む活性代謝遷移の産物であることを示す。複数の他の経路の中で,上方制御されたペクチンメチルエステラーゼと並んで増強されたメタノールおよびメチルエステルレベルは,他の植物における機械的ストレスおよび草食動物に起因する傷害と同様のやけ症状を発症する果皮に独特である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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食品の冷凍・冷蔵  ,  果実とその加工品 
物質索引 (1件):
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