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J-GLOBAL ID：201702277390549634   整理番号：17A1481144

実験的に免疫抑制マウスにおけるクリプトスポリジウム症の治療のためのアトルバスタチン再利用【Powered by NICT】

Atorvastatin repurposing for the treatment of cryptosporidiosis in experimentally immunosuppressed mice

著者 (5件)： Madbouly Taha Noha (Medical Parasitology Department, Kasr Al-Ainy School of Medicine, Cairo University, Egypt) ,  Salah A. Yousof Hebat-Allah (Medical Parasitology Department, Kasr Al-Ainy School of Medicine, Cairo University, Egypt) ,  El-Sayed Shaimaa H. (Theodor Bilharz Research Institute, Imbaba, Giza, Egypt) ,  Younis Azza Ibrahim (Medical Parasitology Department, Kasr Al-Ainy School of Medicine, Cairo University, Egypt) ,  Ismail Negm Mohamed Sherif (Pathology Department, Kasr Al-Ainy School of Medicine, Cairo University, Egypt)
資料名： Experimental Parasitology  (Experimental Parasitology)
巻： 181  ページ： 57-69  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0390A  ISSN： 0014-4894  CODEN： EXPAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,Cryptosporidium spp.感染に対するアトルバスタチンの効果対実験的に免疫抑制マウスにおける商業的に用いられている薬物ニタゾキサニドの検出のための200種の雄マウスについて検討した。アトルバスタチンは低用量(20 mg/kg),高用量(40 mg/kg)で単独で使用し,五日間連続して低用量または高用量のどちらかでニタゾキサニド(1000 mg/kg)と組み合わせた。薬物効果の寄生虫学的評価は,マウスから採取した糞便試料の修飾Z-N染色を用いて行った。結果は,53.7%,67.2%,70.1%,77.5%,それぞれ二十一日後感染に及ぼす還元の割合によるオーシスト数,感染未処理群と比較しての減少を明らかにした。ニタゾキサニド処理群は52.7%の減少を示した。添加では,マウス種皮処理後の小腸および大腸内容の検討は56.2%~ 58.8%,65.1~65.3%,70.6%~73.9%と77.8~79.9%オーシスト数の減少を明らかにし,それぞれ,ニタゾキサニド処理群で51.2%~54.1%であった。十二指腸,空腸,回腸,結腸,胃,肺からの切片の組織病理学的検査はまたアトルバスタチン投与群で病理組織学的変化の有意な改善と感染未処理群と比較して,併用薬剤で処理した群でより顕著な改善を明らかにした。,アトルバスタチンおよびニタゾキサニドの組み合わせは,ニタゾキサニドまたはアトルバスタチン単独により誘導されるそれと比較して,小腸,結腸,胃および感染免疫抑制マウスの肺におけるCryptosporidium spp.感染により誘導されるオーシスト脱落の数と組織病理学的変化の改善の減少を介して相乗効果を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 空腸 ,  投与 ,  *免疫抑制 ,  相乗作用 ,  回腸 ,  感染 ,  結腸 ,  十二指腸 ,  脂肪酸 ,  窒素複素環化合物 ,  ニトロ化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  ウレア化合物 ,  カルボアミド ,  硫黄複素環化合物 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： 病理組織学 ,  病理検査 ,  オーシスト ,  高用量 ,  Cryptosporidium , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Cryptosporidium ,  免疫抑制マウス ,  アトルバスタチン ,  ニタゾキサニド ,  組織病理学的評価 ,  薬物効果

分類 (5件)： 化学物質の毒性一般  (GZ02010C) ,  食用油脂,マーガリン  (FJ09010C) ,  抗てんかん薬・抗けいれん薬の基礎研究  (GW03060D) ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  (GW03120U) ,  魚類  (FH02020K)

物質索引 (2件)： ニタゾキサニド ,  アトルバスタチン

タイトルに関連する用語 (7件)： 実験 ,  免疫抑制 ,  マウス ,  クリプトスポリジウム症 ,  治療 ,  アトルバスタチン ,  再利用