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J-GLOBAL ID：201702277475138677   整理番号：17A1380226

右半球は配分視空間注意における左半球とは無関係である【Powered by NICT】

The right hemisphere is independent from the left hemisphere in allocating visuospatial attention

著者 (2件)： Zuanazzi Arianna (Center for Mind/Brain Sciences (CIMeC), Trento, Italy) ,  Cattaneo Luigi (Department of Neurosciences, Biomedicine and Movement, University of Verona, Verona, Italy)
資料名： Neuropsychologia  (Neuropsychologia)
巻： 102  ページ： 197-205  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0193A  ISSN： 0028-3932  CODEN： NUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 視空間注意力を配分する能力は,伝統的に片側脳病変の影響に従って適切な左右分化と考えられている。対側半側空間無視は,右半球損傷後のより頻繁に起こり,それは「卓越」として呼ばれている。症状のこのパターンは二半球間独立または相互影響を仮定する機能的モデルによって支持された。ここでは,空間的注意における左半球(LH)から右半球(RH)の依存性を詳しく調べた。は健常人におけるRHにオンライン経頭蓋磁気刺激(TMS)の良く知られた効果を利用し,左片麻ひにおける過渡無視様症状から成っていた。は長期持続神経調節法(経頭蓋直流電流刺激-tDCS)による左後頭頂葉皮質の前刺激は右後頭頂皮質のTMSの急性効果に影響するかどうかを評価した。二因子:LH tDCS(シャムまたは実)とRH TMS(シャムまたは実)被験者内要因研究を行い,2×2設計をもたらした。空間的注意に及ぼす影響を修飾した線分二等分課題による二半空間に対して別々に検討した。結果は,RH上のTMSは単独左片麻ひにおける空間注意欠陥を生成し,TMSの行動作用はLHの前刺激により調節されなかったことを示した。興味深いことに,付加的な分析は,LH単独よりtDCSは右半空間への空間的注意の不足を生じることを示した。現在の結果を解釈対側半空間に限られて視空間注意の配分に対する各半球のほとんど依存しない寄与の証拠。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *分化
準シソーラス用語： 頭蓋 ,  半空間 ,  被験者 ,  後頭頂葉 ,  経頭蓋直流電気刺激 ,  神経調節 ,  経頭蓋磁気刺激 ,  オンライン ,  健常者 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 半側空間無視 ,  半球間相互作用 ,  線二等分 ,  頭頂皮質 ,  経頭蓋磁気刺激 ,  経頭蓋直接電流刺激

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 配分 ,  視空間 ,  注意