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J-GLOBAL ID：201702277507742069   整理番号：17A0932772

エアロゾル流れの空間的不均等分布:アンダーセン8ステージ非バイアブルカスケードインパクタのステージ“1”および“2”の適正キャリブレーションとデータ解釈を混同する設計欠陥

Spatial aerosol flow maldistribution: A design flaw confounding the proper calibration and data interpretation of stages “0” and “1” of the Andersen eight-stage nonviable cascade impactor

著者 (2件)： ROBERTS Daryl L. (MSP Corp., Minnesota, USA) ,  MITCHELL Jolyon P. (Jolyon Mitchell Inhaler Consulting Serv., Inc., Ontario, CAN)
資料名： Aerosol Science and Technology  (Aerosol Science and Technology)
巻： 51  号： 4-6  ページ： 409-420  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： H0030B  ISSN： 0278-6826  CODEN： ASTYDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 28.3L/minで吸引したアンダーセン8ステージ非バイアブルカスケードインパクタ(ACI)の最上部のステージ“1”および“2”で捕集された単分散粒子は粒径により変化した。このことは,各ステージのすぐ上流の流れプロファイルが不均等であり,粒径によるエアロゾル濃度が不均等分布であることを示している。これは,ノズルの入口プレーンのすぐ前のゾーンで流れの再循環により粒子径の慣性分離のためと考えられる。その結果,D₅₀のカットポイント径は分かっても,真の空気動力学径の粒度分布は分からない。さらに,インパクタステージのキャリブレーションの標準法は実際の理想的でない流れの速度プロファイルを考慮していない。インパクタの設計者は,サイズ分画のためのノズル配列の選択で重要な粒子慣性の影響を注意深く評価しなくてはいけない

シソーラス用語： *エアロゾル ,  試料採取器 ,  インパクタ ,  ノズル ,  再循環 ,  慣性 ,  粒度分布 ,  キャリブレーション ,  分離装置
準シソーラス用語： *不均等分布 ,  カスケードインパクタ ,  *設計欠陥 ,  単分散粒子 ,  流れプロファイル ,  カットポイント径

分類 (2件)： 集塵  (XD02100D) ,  計測機器一般  (AD02000X)

タイトルに関連する用語 (9件)： エアロゾル ,  流れ ,  不均等 ,  分布 ,  ステージ ,  キャリブレーション ,  データ解釈 ,  設計 ,  欠陥