文献
J-GLOBAL ID:201702277514265651   整理番号:17A1117198

ナタリズマブ治療された多発性硬化症における脳萎縮と相関する神経フィラメントとタウの脳脊髄液レベル【Powered by NICT】

Cerebrospinal fluid levels of neurofilament and tau correlate with brain atrophy in natalizumab-treated multiple sclerosis
著者 (15件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 112-121  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2569A  ISSN: 1351-5101  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景と目的:脳萎縮が多発性硬化症(MS)の臨床症状の悪化に関連するが炎症や神経変性の髄腔内マーカーとの関連は不明である。著者らの目的は,炎症や神経変性の脳脊髄液(CSF)マーカーはナタリズマブ治療MSにおける脳容積変化と関連しているかどうか,またこの変化は,非病変白質代謝産物に反映されているかどうかを調べることであった。ナタリズマブ治療MS 【方法】約25患者は脳容積変化(PBVC)の評価と陽子磁気共鳴分光法(~1H MRS)を持つ代謝産物の絶対定量を3年間追跡した。炎症[インターロイキン1β(IL 1β),IL-6,C-X-Cモチーフケモカイン8(CXCL8),CXCL10,CXCL11,C-Cモチーフケモカイン22]および神経変性[神経フィラメント軽蛋白質(NFL),グリア線維性酸性蛋白質,ミエリン塩基性蛋白質,タウ蛋白質]マーカーの分析は,ベースラインと1年の追跡調査で行った。【結果】PBVCの平均低下は,3年間の追跡調査で3%であったが,非病変白質における平均~1H MRS代謝産物レベルは変わらなかった。ベースラインでのNFLとタウのCSF中濃度は3年( 0.564,P=0.012とPr= 0.592,P=0.010)上のPBVCと負に相関した。【結論】は顕著な3年間の全脳萎縮は,非病変白質の平均代謝産物変化に反映されなかった。さらに,著者らの結果は,NFLとタウのCSF中濃度は脳萎縮開発と相関し,炎症性活性MSにおける治療反応を評価するために使用されるかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  神経系の疾患 

前のページに戻る