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J-GLOBAL ID：201702277533857333   整理番号：17A1804532

DNA送達のためのクリック反応による標的化分子と共役したアルキン官能化カチオン性ポリシロキサン高分子

Alkyne-Functionalized Cationic Polysiloxane Polymers Conjugated with Targeting Molecules by Click Reactions for DNA Delivery

著者 (8件)： KIHARA Yoshihiko (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  MAEDA Riho (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  IMAIZUMI Azusa (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  ICHIKAWA Tsukasa (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  NEMOTO Nobukatsu (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  ISHIHARA Tsutomu (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  HIRANO Nobutaka (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  HARUKI Mitsuru (Nihon Univ., Fukushima, JPN)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 17  号： 7  ページ： 5081-5089  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,クリック化学によりアジド官能化標的分子を共役できるナノエマルションを形成するためのアルキン官能化および四級化イミダゾリウム塩(Plm)を有するシロキサン系両親媒性高分子について報告した。クリック化学を用いて肝細胞上の乳糖とPlm を共役し,HepG2およびNIH3T3細胞におけるDNA結合,細胞傷害性,およびin vitro 形質移入について調べた。プラスミドDNAを用いた寒天ゲル遅延検査により,乳糖共役高分子とDNAの複合体形成が確認され,細胞毒性が低く,形質移入条件下で70%を超える細胞生存率を維持した。ルシフェラーゼ検査は,低レベルの乳糖共役を有するPlm が,HepG2細胞において,未修飾Plm よりも29倍高い形質移入効率を示した。検査結果から,著者等は,Plm が,細胞特異的標的分子を共役する有望な遺伝子輸送車であることを示唆した。

シソーラス用語： *DNA【核酸】 ,  *遺伝子導入 ,  *化学合成 ,  *ターゲティング ,  *重合体 ,  *アルキン ,  *官能化 ,  *ポリシロキサン ,  マイクロエマルション ,  両親媒性高分子 ,  肝細胞 ,  アンモニウム化合物 ,  第四アンモニウム ,  窒素複素環化合物 ,  HepG2細胞 ,  3T3細胞 ,  *細胞毒性 ,  *トランスフェクション ,  分子複合材料 ,  ゲル ,  *生存率 ,  ナノエマルション ,  イミダゾリウム塩 ,  NIH 3T3細胞 ,  プラスミドDNA ,  *細胞生存率 ,  貨物自動車 ,  *クリック化学 ,  *共役重合体 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  ガラクトシド ,  二糖類 ,  ピラノシド
準シソーラス用語： トラック ,  *遺伝子送達 ,  *クリック反応 ,  *標的化 ,  *共役高分子 ,  *細胞傷害性 ,  *形質移入 ,  分子複合体 ,  寒天ゲル ,  輸送車

分類 (3件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  核酸一般  (EB04010U) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

物質索引 (1件)： 乳糖

タイトルに関連する用語 (10件)： DNA ,  送達 ,  クリック反応 ,  標的化 ,  分子 ,  共役 ,  アルキン ,  官能化 ,  カチオン ,  シロキサン高分子