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J-GLOBAL ID:201702277535928066   整理番号:17A0569893

獣医療の現場から 第20部 子牛の育て方が上手な農家に学ぶ 1)容易ではないET和牛子牛の飼育 和牛の初乳には免疫グロブリンが乳牛の約2倍含まれる

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資料名:
巻: 67  号:ページ: 43  発行年: 2017年05月01日 
JST資料番号: L0973A  ISSN: 0416-6272  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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北海道外では和牛の繁殖農家の高齢化により離職が増加している。乳牛から和牛を受精卵移植(ET)によって数多くの和牛を生産する北海道に熱い視線が向けられている。しかし,乳牛から和牛を生産することは簡単ではない。例えば,和牛の初乳に含まれている免疫グロブリンは乳牛の約2倍と濃い。乳牛のレシピエントの初乳を生まれた和牛子牛に十分な量を与えたつもりでも実際には和牛の初乳の半分しか与えていないことになる。そのため,質の良い初乳に加え,不足する免疫グロブリンを初乳製剤などで補う必要がある。さらに,和牛の子牛は体の免疫機構が未発達であるので和牛の新生児は乳牛以上に清潔な環境で飼育する必要がある。母牛のリッキングは唾液中のルーメン微生物を子牛に伝達する不可欠な動物行動である。困難を伴うET和牛の育成であるが,大きな体格のホルスタインを育てている事例がある。感染リスクのために暖かい時期に分娩させる工夫などをしているその知見を紹介した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  特殊飼料  ,  繁殖管理 

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