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J-GLOBAL ID:201702277558765172   整理番号:17A0496866

酸化還元活性のクロムフタロシアニン系:Pc4-CrIからPc2-CrIIIまでの5つの酸化状態の単離

The Redox-Active Chromium Phthalocyanine System: Isolation of Five Oxidation States from Pc4-CrI to Pc2-CrIII
著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号: 10  ページ: 2323-2331  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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出発原料としてPcCrII(1)(Pc=フタロシアニン),又はPcCrII(THF)2(1・THF2)を利用する一連のクロムフタロシアニン錯体の合成,及び多重金属結合と環の酸化状態を含む構造の特性化が成し遂げられた。可溶性の1・THF2のBr2,又はI2との反応は,PcCrIIIハロゲン化錯体PcCrX(THF)(X=I/I3,Br;それぞれ3,4)を与えた。(1)のPhIOの5当量,又は空気との反応は,二核[PcCr(THF)]2(μ-O)(5)を与えた一方で,(1)へのAgSbF6の1当量の添加が,THF溶媒和八面体[PcCrIII(THF)2]SbF6(6)への酸化をもたらした。(1)のKEt3BHの1当量,2当量,及び3当量による還元は,[K(DME)4][Pc3-CrII](7),[K(DME)4]2[Pc4-CrII](8),及び[K6(DME)4][Pc4-CrI]2(9)の単離をそれぞれもたらした。還元生成物は,深い紫色で,可視吸収の極大を500~580nmの範囲に持つ。環還元錯体7と8は,モノマーである一方で,9は,インターカレートしたK+カチオンを持ち,2.988(2)ÅのCr-Cr相互作用によって支持される二核[PcCr]2ユニットの1D鎖である。KC8の4当量の添加は,1D鎖構造の脱金属化生成物PcK2(DME)4(10)をもたらした。結晶性の還元Pc-環化合物の稀な例を含む5種の酸化状態を網羅する新規PcCr錯体の単離と構造特性化は,フタロシアニン系錯体の広い酸化還元活性と安定性を強調する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (4件):
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第6族,第7族元素の錯体  ,  八員環以上の複素環化合物 
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