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J-GLOBAL ID：201702277589894028   整理番号：17A0551498

横方向圧縮下におけるカーボンナノチューブファイバの電気機械的挙動

Electromechanical behavior of carbon nanotube fibers under transverse compression

著者 (8件)： LI Yuanyuan (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  LI Yuanyuan (Univ. Delaware, DE, USA) ,  LU Weibang (Suzhou Inst. of Nano-Tech and Nano-Bionics, Suzhou, CHN) ,  SOCKALINGAM Subramani (Univ. Delaware, DE, USA) ,  GU Bohong (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  SUN Baozhong (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  GILLESPIE John W (Univ. Delaware, DE, USA) ,  CHOU Tsu-Wei (Univ. Delaware, DE, USA)
資料名： Journal of Physics. D. Applied Physics  (Journal of Physics. D. Applied Physics)
巻： 50  号： 8  ページ： 085303,1-8  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： B0092B  ISSN： 0022-3727  CODEN： JPAPBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,エアロゲルスパン及び乾式スパンCNTについて準静的横方向圧縮荷重下での電気機械的特性を初めて調べた。エアロゲルスパンCNT,乾式スパンCNTの圧縮率はそれぞれ0.21GPa,1.73GPaであった。横方向圧縮に対してCNTは非線形,非弾性な振る舞いを示し,乾式スパンCNTはエアロゲルスパンCNTに比べて弾性回復率が高く,ヒステリシスも小さかった。乾式スパンCNTは配向性が良く,密度も緻密であるため,圧縮性能が良いと考えられる。エアロゲルスパンCNT,乾式スパンCNTの圧縮強度はそれぞれ0.796GPa,1.036GPaで破壊は主に圧縮-非圧縮領域近傍で生じた。CNTファイバの電気抵抗は負荷をかけた最初は減少するが,更に負荷をかけると増加し,最後に再び減少した。この変化は負荷過程におけるナノチューブ間の接触抵抗の変化に起因すると思われる。

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  炭素繊維 ,  *圧縮率 ,  圧縮強さ ,  破壊試験 ,  *電気抵抗 ,  配向 ,  応力歪曲線 ,  *応力歪特性 ,  ヒステリシス ,  非弾性 ,  *電気機械効果 ,  非線形性
準シソーラス用語： *CNT【炭素】 ,  カーボンファイバ ,  圧縮強度 ,  圧縮強度試験 ,  配向性

分類 (2件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O)

タイトルに関連する用語 (2件)： 横方向 ,  機械的挙動