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J-GLOBAL ID：201702277595647453   整理番号：17A1249981

頭群配置は核酸デリバリーのためのカチオン性脂質の生体適合性を増加させる【Powered by NICT】

Head group configuration increases the biocompatibility of cationic lipids for nucleic acid delivery

著者 (4件)： Gerile Gerile (School of Chemistry & Chemical Engineering, Inner Mongolia University, 235 West College Road, Hohhot, Inner Mongolia Autonomous Region 010020, P. R. China. [e-mail]) ,  Ganbold Tsogzolmaa ,  Li Yizheng ,  Baigude Huricha
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 5  号： 28  ページ： 5597-5607  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝物質の細胞内デリバリーは,遺伝的疾患の治療のための潜在的に強力な治療法である。しかし,生体適合性デリバリーシステムの不足は臨床における核酸療法の適用のための大きな障壁である。,頭基(DoGo脂質)で選択的に結合したオルニチン残基から成るカチオン性脂質に基づく生体適合性核酸デリバリーシステムを作成した。DoGo脂質を用いて細胞内にpcDNA3eGFPプラスミドのトランスフェクションは,明らかな細胞毒性を示すことなく顕著なトランスフェクション効率をもたらした。DoGo脂質は癌細胞株へのsiRNAを効率的に送達と5nM siRNA濃度で顕著なRNAi活性を誘導した。癌細胞におけるpolo様キナーゼ1(Plk1)に対するsiRNAのDoGo脂質駆動デリバリーは,細胞の顕著な形態学的変化および細胞周期停止と細胞増殖阻害のために核,減少したPlk1蛋白質レベルに起因する表現型を誘導した。著者らの知見は,DoGo脂質は遺伝子に基づく治療のための臨床応用に大きな可能性を持つことを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 細胞毒性 ,  RNA干渉 ,  *核酸 ,  治療法 ,  表現型 ,  腫瘍細胞 ,  プラスミド ,  *脂質 ,  遺伝子 ,  トランスフェクション ,  *生体適合性 ,  siRNA
準シソーラス用語： Plk1 ,  トランスフェクション効率 ,  *カチオン性脂質 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  脂質一般  (EB05010B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 頭 ,  核酸デリバリー ,  カチオン性脂質 ,  生体適合性