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J-GLOBAL ID:201702277601540670   整理番号:17A1375651

ジピリド[3,2-a:2′,3′-c]フェナジン(dppz)を組込んだルテニウムスルホキシド錯体における溶媒またはDNAによって制御された光トリガ結合異性化

Solvent- and DNA-Controlled Phototriggered Linkage Isomerization in a Ruthenium Sulfoxide Complex Incorporating Dipyrido[3,2-a:2′,3′-c]phenazine (dppz)
著者 (3件):
資料名:
巻: 56  号: 11  ページ: 6310-6317  発行年: 2017年06月05日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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[Ru(bpy)(dppz)Cl2](bpy=2,2′-ビピリジン,dppz=ジピリド[3,2-a:2′,3′-c]フェナジン)と2-メチルスルホニルベンゾアート(OSO)から,新規トリス-ヘテロレプチック錯体,[Ru(bpy)(dppz)(OSO)](ClO4)[1](ClO4)を合成した。[1]のフォトクロミックRu-S→Ru-O結合異性化を紫外可視吸収スペクトル及びサイクリックボルタンメトリーにより調べた。プロピレンカーボネートやメタノールやジクロロメタンのような溶媒中で[1]は効率的S→Oフォトクロミック異性化及び熱的O→S逆異性化が起こることを見いだした。一方,この光異性化は水中では抑制されることが分かった。水中での光異性化の抑制効果は,水中にDNAが共存すると除かれ,再び活性化されることが分かった。水中でのDNAによるこの様なS→O光異性化の抑制と復活はdppzを含む3MLCT状態を介する励起状態の失活とインターカレーションによるdppzの局在化暗状態の遮蔽によって解釈できた。
シソーラス用語:
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分類 (4件):
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その他の光学的効果  ,  白金族元素の錯体  ,  光化学反応  ,  核酸一般 
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