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J-GLOBAL ID:201702277670932144   整理番号:17A1705002

寛解した老年期うつ病における発現関連ミスマッチ陰性電位(MMN)における負バイアス:事象関連電位研究【Powered by NICT】

Negative bias in expression-related mismatch negativity(MMN) in remitted late-life depression: An event-related potential study
著者 (6件):
資料名:
巻: 95  ページ: 224-230  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0194A  ISSN: 0022-3956  CODEN: JPYA3E  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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認知における負バイアスはうつ病の再発エピソードに対する感受性と密接に関連している。うつ病の高い再発率を考えると,以前の研究は,老年期うつ病(LLD)における注意レベルに焦点を当てたが,抑うつ再発である高齢者における低い主訴として検出することは困難である。顔表情ミスマッチ陰性電位(EMMN)は,前注意処理における認知バイアスを測定できるツールである。本研究では,LLDにおける前注意感情情報処理における認知バイアスを検討した。寛解LLDと30非,年齢と性別をマッチさせた正常対照(NC)の三十人の患者を本研究に登録した。自動感情処理は全参加者の発現関連オッドボールパラダイムを用いて誘発された。寛解LLDとNC間のN170振幅と潜時の著明な差はなかった。NC被験者と比較して,軽減されたLLD患者は正と負のEMMNの減衰平均振幅を示したが,寛解したLLDにおける負EMMNの平均振幅は陽性であったEMMNのそれよりもはるかに大きかった。著者らの知見は,顔表情の基本処理である寛解LLDにおける無傷が,寛解したLLDにおける表情の自動処理は認知における負バイアスで損なわれることを示唆した。LLDの再発に対する感受性とEMMNにおける負バイアスの寄与のさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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精神障害  ,  精神科の臨床医学一般 

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