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J-GLOBAL ID:201702277703277058   整理番号:17A0994211

アクリロニトリル-ブタジエンモデル化合物実験的証拠との高温熱分解シミュレーション【Powered by NICT】

High-temperature pyrolysis simulation of acrylonitrile-butadiene model compound with experimental evidence
著者 (2件):
資料名:
巻: 125  ページ: 243-257  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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分子動力学シミュレーション(MD)は,熱分解特性を決定するために,アクリロニトリル-ブタジエン(NBR)モデル化合物を初めて行った。時間および温度に関して各種の熱分解生成物の生成プロファイルを検討した。アクリロニトリル,1,3 ブタジエン,2 ブテンは共重合体の分解の初期段階で主要な生成物として同定された。4-ビニルシクロヘキセンとシクロヘキサ 3 エンカルボニトリルを含む他の小さな分子状生成物は,高温で観察された。各種の熱分解生成物の生成機構をシミュレーション法の助けを借りて調べた。アクリロニトリルモデル化合物の熱分解特性への増加した単量体単位の影響を調べた。小主要熱分解生成物の形成に及ぼす加熱速度と最終加熱温度の影響も解析した。モデル化合物の初期分解温度は加熱速度の上昇と共に増加した。加熱速度と最終加熱温度の両方の増加は,分解の開始時間を短縮した。原子論的シミュレーションから予測された熱分解生成物は熱分解ガスクロマトグラフィー-質量分析(py GC MS)からの実験結果と良く一致した。シミュレーションにおけるアクリロニトリル-モデル化合物の熱分解中に得られた単量体単位の比率もまた,py GC MSから得られた比と同様であった。シミュレーションから得られたアクリロニトリル-ブタジエン共重合体の熱分解の活性化エネルギー値は,熱重量分析(TGA)からの実験結果と一致した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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高分子の分解,劣化  ,  分解反応 

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