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J-GLOBAL ID：201702277726780210   整理番号：17A0452029

古原生代2.3 1 1.8Ga Kuilyu複合岩体,東キルギスタンのジルコン年代,地球化学及びNd同位体システマティクス-天山造山帯における最古の大陸性基盤フラグメント【Powered by NICT】

Zircon ages, geochemistry and Nd isotopic systematics for the Palaeoproterozoic 2.3-1.8Ga Kuilyu Complex, East Kyrgyzstan - The oldest continental basement fragment in the Tianshan orogenic belt

著者 (11件)： Kroner A. (Beijing SHRIMP Centre, Chinese Academy of Geological Sciences, 26 Baiwanzhuang Road, 100037 Beijing, China) ,  Kroner A. (Institut fuer Geowissenschaften, Universitaet Mainz, Saarstrasse 21, 55099 Mainz, Germany) ,  Alexeiev D.V. (Geological Institute (GIN), Russian Academy of Sciences, Pyzhevskiy per. 7, 119017 Moscow, Russia) ,  Kovach V.P. (Institute of Precambrian Geology and Geochronology, Russian Academy of Sciences, nab. Makarova 2, 199034 St. Petersburg, Russia) ,  Rojas-Agramonte Y. (Beijing SHRIMP Centre, Chinese Academy of Geological Sciences, 26 Baiwanzhuang Road, 100037 Beijing, China) ,  Rojas-Agramonte Y. (Institut fuer Geowissenschaften, Universitaet Mainz, Saarstrasse 21, 55099 Mainz, Germany) ,  Rojas-Agramonte Y. (Departamento de Sequridad y Defensa, Universidad de las Fuerzas Armadas ESPE, Sangolqui, Ecuador) ,  Tretyakov A.A. (Geological Institute (GIN), Russian Academy of Sciences, Pyzhevskiy per. 7, 119017 Moscow, Russia) ,  Mikolaichuk A.V. (Institute of Geology, Academy of Sciences of Kyrgyzstan, Irkendyk Prospect, 720481 Bishkek, Kyrgyzstan) ,  Xie H. (Beijing SHRIMP Centre, Chinese Academy of Geological Sciences, 26 Baiwanzhuang Road, 100037 Beijing, China) ,  Sobel E.R. (Institute of Earth and Environmental Science, Potsdam University, 14476 Potsdam-Golm, Germany)
資料名： Journal of Asian Earth Sciences  (Journal of Asian Earth Sciences)
巻： 135  ページ： 122-135  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0267C  ISSN： 1367-9120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 先カンブリア時代の微小大陸西部中央アジア造山帯(CAOB)の付加コラージュにおける重要な構造ユニットとなっており,それらの地史は中原生代年以来樹立された合理的にであるが露出した古原生代と始生代の岩石の不足のために古い時代のための弱拘束のままである。初期先カンブリア時代の岩石は,以前はキルギス天山造山帯におけるいくつかの変成コンプレックスから報告された,主にマルチグレイン従来のジルコン年代測定に基づいていたが,本研究は東キルギスタンのKuilyu複合体における1サイトでのそのような岩石を確認した。Kuilyu複合体の花こう岩質片麻岩のための新しい単一結晶粒SHRIMPIIジルコン年代,地球化学データ,及び全岩Nd同位体組成は,天山山脈におけるこの最古の大陸断片の年代,起源及び構造環境を明らかにした。Kuilyu複合体はIshim-中部天山微小大陸の基盤の一部である。角せん岩,ミグマタイトおよび花こう岩質片麻岩である構造的に中間層,準片麻岩及び片岩の強く変形し変成表成岩集合から構成されている。ジルコン年代測定はKuilyu複合体は約2.32 2 1.33Gaと1.85Gaのマグマ成原岩の年代と二岩古原生代花こう岩質片麻岩を含むことを示した。1.85Gaの花こう岩火成活動はほぼその直後に約1.83Gaで角閃岩相変成作用,変成ジルコンリムの成長によって証明された。高齢,約2.3Ga花こう岩質片麻岩はカルクアルカリ質,メタアルミナ,I型マグネシウム石英閃緑岩と花こう閃緑岩に対応する化学。若く,ca.1.85Ga花こう岩-片麻岩の原岩はAタイプ花こう岩に類似した化学的特徴とアルカリ石灰質,メタアルミナに過アルミナ,第一鉄を含む中粒ポルフィリン症花こう岩である。2.3Gaと1.85Gaの花こう岩質片麻岩は 1.2と 6.6の明らかに負の初期ε_Nd値,2.7 2-2.6Gaという2つの類似した枯渇マントルNdモデル年代,新始生代大陸地殻の溶融を意味するに有した。Kuilyu複合体のジルコンの年代パターンは,タリムクラトンにおける露出岩石のそれに似ており,約1.85Gaの角閃岩相変成作用により,約2.3 2.4と1.85Gaの花こう岩質火成活動のエピソードも記録した。初期先カンブリア時代火成活動と変成作用の類似性だけでなく,新原生代と初期古生代における類似した履歴をIshim中部天山大陸たタリムクラトンのリフト化したことを示唆した。類似年代パターンはまた,中央モンゴルのBaidragブロックを有するKuilyuとタリム大陸ブロックの可能な構造リンクを示唆した。とは対照的に,時代の実質的な相違と南部カザフスタンとKuilyu錯体のAnrakhaiブロック間の先カンブリア時代進化は以前の接続に対して議論し,前者は独立した大陸テレーンを代表していることを示唆した。電流データは,西部CAOB外タリムの初期先カンブリア時代岩石は二部位で生じ,すなわち南部カザフスタンのAnrakhai複合体及び東キルギスタンのKuilyu複合体におけるだけであることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *地球化学 ,  マントル ,  マグネシウム ,  マグマ ,  同位体存在比 ,  始生代 ,  *造山帯 ,  *ネオジム ,  花崗岩 ,  大陸地殻 ,  テレーン ,  片麻岩 ,  先カンブリア時代 ,  *ジルコン ,  *複合岩体

著者キーワード (6件)： Kuilyu錯体 ,  ジルコン年代測定 ,  微小大陸 ,  CAOB ,  天山中部 ,  キルギスタン

分類 (2件)： 年代測定  (DD01050W) ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般  (DE04010C)

タイトルに関連する用語 (10件)： 古原生代 ,  複合岩体 ,  キルギスタン ,  ジルコン年代 ,  地球化学 ,  Nd同位体 ,  造山帯 ,  大陸 ,  基盤 ,  フラグメント