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J-GLOBAL ID：201702277746416513   整理番号：17A1378542

軽度低体温は視床下部AMPK誘導性のオートファジーと神経ペプチドに関連した敗血症ラットにおける筋肉消耗を改善する【Powered by NICT】

Mild hypothermia ameliorates muscle wasting in septic rats associated with hypothalamic AMPK-induced autophagy and neuropeptides

著者 (6件)： Cao Chun (Department of General Surgery, Jinling Hospital, Medical School of Nanjing University, Nanjing, 210002, PR China) ,  Gao Tao (Department of General Surgery, Jinling Hospital, Medical School of Nanjing University, Nanjing, 210002, PR China) ,  Cheng Minhua (Department of General Surgery, Jinling Hospital, Medical School of Nanjing University, Nanjing, 210002, PR China) ,  Xi Fengchan (Department of General Surgery, Jinling Hospital, Medical School of Nanjing University, Nanjing, 210002, PR China) ,  Zhao Chenyan (Department of General Surgery, Jinling Hospital, Medical School of Nanjing University, Nanjing, 210002, PR China) ,  Yu Wenkui (Department of General Surgery, Jinling Hospital, Medical School of Nanjing University, Nanjing, 210002, PR China)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 490  号： 3  ページ： 882-888  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 常に筋消耗を開発,敗血症は重篤な合併症や死亡率に寄与する。軽度低体温は敗血症患者の予後に及ぼす保護作用を有することが報告されている。しかし,基礎となる機構は不明のままである。は軽度低体温は敗血症中の筋肉消耗を改善できることを,視床下部AMPK誘導オートファジーと神経ペプチドと関連していたかどうかを仮定した。成熟雄Sprague-Dawleyラットをリポ多糖類(LPS)(5 mg/kg)または生理食塩水を腹腔内投与した。LPSは注入後の軽度低体温は瞬時に33°Cで3時間であった。一方,対照と敗血症群を同時に麻酔により誘導される変化をも対照群で正常温度を維持するために熱マットレス上に置いた。注射二十四時間後,骨格筋および視床下部組織が得られた。筋肉消耗は二筋萎縮性遺伝子,筋肉リングフィンガー1(MuRF 1)と筋萎縮Fボックス(MAFbx)のmRNA発現,並びに3-メチルヒスチジン(3 MH)とチロシン放出により測定した。視床下部AMPK誘導オートファジーマーカーと神経ペプチド発現も検出された。結果は,LPS投与は筋肉消耗と共に視床下部AMPK誘導オートファジーを有意に減少させることを示した。,増加した視床下部神経ペプチド,プロオピオメラノコルチン(POMC),コカイン及びアンフェタミン関連転写物(CART)と神経ペプチドY(NPY)とアグーチ関連蛋白質(AgRP)が観察された。軽度低体温は視床下部AMPK誘導オートファジーと改良されたLPS誘導筋肉消耗を有意に増加させ,神経ペプチド,POMC,CARTおよびNPYの変化を減弱させた。結論として,軽度低体温はLPS注射,視床下部AMPK誘導自食作用のレベルと神経ペプチドの変化を逆転させることと関連していたが筋肉消耗を軽減できた。これらの結果は,軽度低体温療法は有望な治療概念と非常に重篤な患者における筋肉消耗の管理における革新的なメカニズムであることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 患者 ,  リポ多糖類 ,  *オートファジー ,  死亡率 ,  *低温症 ,  遺伝子 ,  *神経ペプチド ,  *視床下部 ,  腹腔内投与 ,  *敗血症 ,  治療法 ,  骨格筋 ,  保護作用 ,  *細菌感染症
準シソーラス用語： *筋肉の消耗 ,  *AMP活性化蛋白質キナーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 軽度低体温 ,  筋消耗 ,  敗血症 ,  視床下部AMPK ,  オートファジー ,  神経ペプチド

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (9件)： 軽度 ,  低体温 ,  視床下部 ,  AMPK ,  オートファジー ,  神経ペプチド ,  敗血症 ,  ラット ,  筋肉消耗