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J-GLOBAL ID:201702277759449795   整理番号:17A0678256

パーフォリンナノポアアセンブリーのリアルタイム可視化

Real-time visualization of perforin nanopore assembly
著者 (16件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 467-473  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: W2059A  ISSN: 1748-3387  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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パーフォリンは,細胞毒性リンパ球に発現し分泌される細孔形成蛋白質であり,プロ-アポトーシスのセリンプロテアーゼであるグランザイムと共に,リンパ球と,ウイルス感染細胞や腫瘍細胞との間に形成される免疫シナプス内へと移動することがわかっている。パーフォリンの発現や機能の喪失は,破局的かつ致命的な免疫性調節不全に繋がる。パーフォリンのアセンブリーメカニズムでは,標的細胞中へのグランザイムの効果的な拡散が可能になるように,十分に迅速である必要があり,かつ,ウイルス感染細胞や腫瘍細胞の膜再生レスポンスの時間枠内で,パーフォリン細孔形成を行う必要がある。本研究において著者らは,パーフォリン細孔アセンブリーに関する理解が少ないことと,免疫系のパーフォリンの重要な役割を鑑みて,膜貫通オリゴマー細孔内へと,パーフォリンがセルフアセンブリーを行う経路の解明を試みた。具体的には,リアルタイム原子間力顕微鏡および電子顕微鏡を用いて,上記経路を調査した。その結果,細孔アセンブリーは,膜結合型の前細孔中間状態を経てすすむことがわかった。この中間状態は,通常,ゆるやかではあるが不可逆的に組織化した,約8個のサブユニットよりなることも見出された。これらの短いオリゴマー類は,より密に圧縮された膜ナノポアアセンブリーへと転換し,さらに,付加的な前細孔オリゴマー類を補充することで,細孔サイズを発達させていた。
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分類 (6件):
分類
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電子顕微鏡,イオン顕微鏡  ,  生体の顕微鏡観察法  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  酵素一般  ,  細胞学一般  ,  生物科学研究法一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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