文献
J-GLOBAL ID:201702277822130427   整理番号:17A1160919

血清総シアル酸レベルはアテローム性動脈硬化症危険因子としての甲状腺機能低下症患者における上昇する【Powered by NICT】

Serum Total Sialic Acid Level is Elevated in Hypothyroid Patients as an Atherosclerotic Risk Factor
著者 (9件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: ROMBUNNO.22034  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2635A  ISSN: 0887-8013  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:血清総シアル酸(TSA)濃度はアテローム性動脈硬化症と心血管疾患のリスクの指標と見なされている。SAレベルとアテローム性動脈硬化症リスク因子間の関連は,甲状腺疾患患者における評価されていない。【方法】六十新たに診断された未治療甲状腺機能低下症患者,35人の無症状25は顕性甲状腺機能低下症を示したが,30の甲状腺機能正常の個々人を解析した。SAは空腹時血液試料で測定した,通常の生化学パラメータ,いくつかのアテローム性動脈硬化症マーカーと頸動脈内膜中膜厚(CIMT)した。【結果】平均SA(38.1±12.0 vs. 46.0±15.8; P=0.019)とCIMT(0.57±0.06 vs. 0.62±0.12; P=0.013)は対照群と比較して患者群で高いことが分かった。平均シアル酸であった無症候性甲状腺機能低下症患者と対照群と比較して顕性甲状腺機能低下症患者で高かった。差は無症候性甲状腺機能低下症群と対照群間で認められなかった。シアル酸濃度とCIMTは,全集団と甲状腺機能低下症群の両方で正の相関があった。集団全体における平均CIMTレベルに対する確立された線形回帰モデルはLDL(B±SE=0.454±0.206; P=0.030),尿酸(B±SE=1.902±0.686; P=0.007),hs-CRP(B±SE=1.003±0.380; P=0.010),SA(B±SE=2.419±0.450; P<0.001)の危険因子は,CIMTの独立予測因子であることを示した。【結論】シアル酸レベルは甲状腺機能低下症患者で増加していた。しかし,この上昇は甲状腺ホルモンレベルと自己抗体とは無関係であった。甲状腺機能低下者では,CIMT,LDL,hs CRPおよび尿酸のような,SAとアテローム性動脈硬化症指標の間の相関は,SAがこれらの患者におけるアテローム性動脈硬化の指標となる可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食用油脂,マーガリン  ,  循環系の疾患  ,  循環系の基礎医学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る