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J-GLOBAL ID：201702277824381555   整理番号：17A1809469

化石燃料に代わるバイオ燃料創出に向けて(3)微細藻ユーグレナの屋外培養と増殖速度のモデル化

著者 (2件)： 嵐田亮 (ユーグレナ) ,  加藤宏明 (日立 松戸開発セ)
資料名： バイオサイエンスとインダストリー  (B & I)
巻： 75  号： 6  ページ： 540-545  発行年： 2017年11月10日 
JST資料番号： G0089A  ISSN： 0914-8981  CODEN： BIDSE6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 微細藻類の屋外培養では増殖速度向上が最も重要な課題の一つである。本稿では日射量が豊富な沖縄県石垣市で1m²の培養槽で微細藻類Euglena gracilisの培養を行い,光量と水温の影響を検討した結果をまとめた。その結果,受光量の多い培養槽の方が明らかに高い増殖速度を示した。また水温を30°C程度で一定にした培養槽の方が35°Cまで上昇した培養槽よりも増殖速度がやや増加した。光量と水温の実測データをもとにE.gracilisの増殖をモデル化し,実測データとの比較を行った結果についても解説した。

シソーラス用語： *ミドリムシ ,  藻類 ,  培養条件 ,  屋外試験 ,  細胞増殖 ,  モデリング ,  数学モデル ,  放射エネルギー ,  水温 ,  発酵槽 ,  独立栄養 ,  生物燃料
準シソーラス用語： *Euglena gracilis ,  光量 ,  増殖速度 ,  微細藻類 ,  微生物培養

分類 (3件)： 工業的培養法,装置  (FK02020T) ,  発生,成長,分化  (EH02030U) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (3件)：

• Jones, C. R. et al.: Culture pH, CO₂ tension, and cell division in Euglena gracilis Z, J. Cell. Physiol., 96(2), 253-259 (1978)
• Tamiya, H. et al.: Kinetics of growth of chlorella, with special reference to its dependence on quantity of available light and on temperature. In: Burlew, J. S. (editor). Algal Culture, From Laboratory to Pilot Plant, Washington, D.C.: Carnegie Institution Washington Publication, 600, 204 (1953)
• Powles, S. B.: Photoinhibition of Photosynthesis Induced by Visible Light, Ann. Rev. Plant Physiol., 35, 15-44 (1984)

タイトルに関連する用語 (8件)： 化石燃料 ,  バイオ燃料 ,  創出 ,  微細藻 ,  屋外 ,  培養 ,  増殖速度 ,  モデル化