抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】高脂血症に対する血液灌流と血液濾過の併用療法の効果を調査する。【方法】2010年2月から2015年2月までの間に,著者らの病院において,90例の高脂肪血性重症急性膵炎患者を登録し,全血中トリグリセリド(TG)≧11mmol/L,3mmol/Lを得た。血清は乳糜様変化を呈し、すべての患者は血液浄化方式によって異なり、血液灌流併用血液濾過治療群(HP/CVVH群)及び血液濾過治療群(CVVH群)に分けた。その中のHP/CVVH群は45例、CVVH群は45例であった。患者の治療後72時間の体温、呼吸、心拍数を記録し、APACHE IIスコアを行った。腫瘍壊死因子(TNF-α),インターロイキン-6(IL-6),インターロイキン(IL-8),TG,アミラーゼ(AMY),およびリパーゼ(LIPA)を,酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)によって検出した。結果:治療後のHP/CVVH群の体温、呼吸、心拍数及びAPACHE IIスコアはいずれも低下した(P<0.05)が、CVVH群のAPACHE IIスコアは好転がなく、治療前後に有意差がなかった(P>0.05)。治療後のHP/CVVH群とCVVH群のTNF-α、IL-6及びIL-8、AMY、TG及びLIPAはいずれも低下し、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。2種類の血液浄化方式による治療後のバイタルサインを比較すると、連合血液濾過法は患者の呼吸頻度(t=5.59、P=0.00)、TNF-αをより有効に低下させることができることが分かった。IL-6とIL-8(t=9.18,9.62,6.05;P=0.00,0.00,0.00)とTG,AMY,LIPAの放出(t=16.82,7.83,8.08;P=0.00,0.00,0.00)。しかし、体温、心拍数とAPACHE IIスコアに対して明らかな改善作用が見られなかった(P>0.05)。結論:CVVH前のHP治療は血液中のTGを有効に除去でき、高脂血症の膵臓機能への損傷を防止し、抑制性因子の放出を通じて患者の各種バイタルサインの回復を促進し、それにより生体の回復に有力な条件を提供する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】