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J-GLOBAL ID：201702277901969793   整理番号：17A0936966

コロナ蛋白質のナノ粒子誘起酸化は細胞における酸化ストレス応答を開始する【Powered by NICT】

Nanoparticle-induced oxidation of corona proteins initiates an oxidative stress response in cells

著者 (4件)： Jayaram Dhanya T. (School of Chemistry and Biochemistry, Georgia Institute of Technology, Atlanta, GA 30332, USA. [e-mail]) ,  Runa Sabiha ,  Kemp Melissa L. ,  Payne Christine K.
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 22  ページ： 7595-7601  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 色素と光触媒として用い,二酸化チタンナノ粒子(TiO_2NPs)が我々の日常生活に遍在している。以前の研究は,光触媒TiO_2NPの紫外励起に応答して細胞酸化ストレスを観測した。比較では,TiO_2NPsへの大部分のヒト曝露は暗所で起こり,吸入後の肺またはTiO_2NP食品色素の腸以下の消費であった。分光学的キャラクタリゼーションは,暗所で,両光触媒及び食品グレードTiO_2NPは活性酸素種(ROS),特にヒドロキシルラジカルと低レベルのスーパーオキシドを生成することを示した。これらのROSはNP表面上での蛋白質のコロナを形成する血清蛋白質を酸化した。この蛋白質層は,NPと細胞の間の界面である。酸化蛋白質コロナは,酸化ストレス応答,PCR及びウェスタンブロットで検出を誘発する。表面欠陥を増加または低下するTiO_2NPsの表面改質はROS生成と酸化ストレスと相関し,,おそらく酸素空格子点,NP表面欠陥はTiO_2NP誘導酸化ストレスの基礎となる原因であることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 界面 ,  光触媒 ,  ヒドロキシルラジカル ,  *酸化 ,  食用着色料 ,  *太陽コロナ ,  *酸化ストレス ,  表面欠陥 ,  *タンパク質 ,  血清タンパク質 ,  色素 ,  表面改質 ,  食品 ,  *ナノ粒子
準シソーラス用語： 暗所 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (8件)： コロナ ,  蛋白質 ,  ナノ粒子 ,  誘起 ,  酸化 ,  細胞 ,  酸化ストレス ,  応答