抄録/ポイント：
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】高齢者の慢性閉塞性肺疾患(AECOPD)患者の予後に及ぼす低蛋白血症の影響を調査する。【方法】2011年11月から2012年11月までに治療した84人の高齢患者(年齢>60歳)の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者84人を登録し,そのうち51人の男性患者と33人の女性患者を含む4人の男性患者を登録した。年齢は60~88[平均(70.8±6.8)]歳、疾患経過は5~35年、平均(15.2±2.5)年、喫煙患者72例、非喫煙者12例であった。血清アルブミンの基準値は35~55g/Lであり,<35g/Lは低アルブミン血症とみなし,正常群(35~55g/L,n=44)と低蛋白群(<35g/L,n=40)に分けた。両群の急性生理学と慢性健康状況評価(APACHE IIスコア)、入院時間、ボディマスインデックス(BMI)と病死率の差異を比較した。患者の予後により,生存群(n=63)と死亡群(n=21)に分けた。2つの群における血清アルブミン,血清アルブミンのレベル,白血球数,リンパ球数,酸素分圧(PaO2),二酸化炭素分圧(PaCO2),APACHE IIとBMIの間の差異を比較するために2つの群を比較した。【結果】低蛋白質群におけるAPACHE IIスコア,入院期間,および死亡率は,正常群におけるそれらより有意に高かった(P<0.05)。低蛋白質群におけるBMIと正常蛋白質群の間には,有意差はなかった(P>0.05)が,それらの間には,有意差がなかったことが示された(P>0.05)。死亡群の血清アルブミン値,PaO2,BMIは生存群より明らかに低く,統計学的有意差が認められた(P<0.05)。死亡群のAPACHE IIスコア、白血球数、PaCO2レベルは生存群より明らかに高く(P<0.05)、統計学的有意差があった。死亡群のリンパ球数と生存群の間に有意差はなかった(P>0.05)。結論:異なる血清タンパク質レベルの老年AECOPD患者の入院時間、病死率、白血球計数、PaCO2とPaO2は明らかに異なり、低蛋白血症を合併する老年AECOPD患者の予後は悪く、病死率は高い。血清アルブミンのレベルは老年AECOPD患者の病状と予後と密接な関係があることが示唆された。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
