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J-GLOBAL ID：201702277910755630   整理番号：17A0790365

再発見した黒リン:バルク材料から単層まで

Black Phosphorus Rediscovered: From Bulk Material to Monolayers

著者 (3件)： Gusmao Rui (Division of Chemistry and Biological Chemistry, School of Physical and Mathematical Sciences, Nanyang Technological University, Singapore, 637371, Singapore) ,  Sofer Zdenek (Department of Inorganic Chemistry, University of Chemistry and Technology, Prague Technicka 5, 166 28, Prague 6, Czech Republic) ,  Pumera Martin (Division of Chemistry and Biological Chemistry, School of Physical and Mathematical Sciences, Nanyang Technological University, Singapore, 637371, Singapore)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 56  号： 28  ページ： 8052-8072  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リンは非金属であり,高反応性白リンからひだ型斜方晶系層状構造を有する熱力学的に安定な黒リン(BP)までの数種の同素体を有する。BPのバルク型は1914年に初めて合成されたが,2014年に二次元層状ナノ材料の一つの新しい波として再発見されるまでほとんど注目されなかった。BPは可変直接バンドギャップ,室温における高いキャリア移動度ならびに面内異方性を有する半導体として作用する単一シートに剥離できる。表面劣化はBP応用の開発を妨げており,van der Waalsヘテロ構造への統合等の効果的なBP不動態化を達成する努力が進んでいる。電池,トランジスタ,センサおよびフォトニクスの新しいナノ材料としてBPが試験されてきた。本レビューはBP物語の起源から開始し,バルク材料から現代の数/単層に至る経路に続いた。物理化学的性質をまとめ,最先端BP応用を強調した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *黒リン ,  *化学的性質 ,  *物理的性質 ,  結晶構造 ,  リチウムイオン電池 ,  FET【トランジスタ】 ,  センサ ,  ナノ材料 ,  用途開発 ,  異方性
準シソーラス用語： フォトニクス ,  合成方法 ,  *物理化学的性質 ,  フォスフォレン

著者キーワード (4件)： anisotropy ,  black phosphorus ,  phosphorene ,  2D nanomaterials

分類 (1件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 発見 ,  黒リン ,  バルク材料 ,  単層