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J-GLOBAL ID：201702277913257860   整理番号：17A1076908

徐放性潤滑効果を有する効率的担体としてのポリ(ε-カプロラクトン)-ポリ(エチレングリコール)-ポリ(ε-カプロラクトン)ヒドロゲルのバイオトライボロジ応用

Biotribological application of poly(ε-caprolactone)-poly(ethylene glycol)-poly(ε-caprolactone) hydrogel as an efficient carrier with slow-release lubrication effect

著者 (7件)： GUO Junde (Xi’an Jiaotong Univ., Jiaotong, CHN) ,  LI Yue (Xi’an Jiaotong Univ., Jiaotong, CHN) ,  LI Yu (Xi’an Jiaotong Univ., Shaanxi, CHN) ,  LU Hailin (Xi’an Jiaotong Univ., Jiaotong, CHN) ,  QIN Liguo (Xi’an Jiaotong Univ., Jiaotong, CHN) ,  HUA Meng (City Univ. Hong Kong, Kowloon, CHN) ,  DONG Guangneng (Xi’an Jiaotong Univ., Jiaotong, CHN)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 20  ページ： 12054-12066  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人工関節の潤滑改善を目的に生体滑液中のウシ血清アルブミン(BSA)の担体ヒドロゲルを調製した。ポリ(ε-カプロラクトン)-ポリ(エチレングリコール)-ポリ(ε-カプロラクトン)(PCEC)共重合体を開環重合で調製した。その後BSAを加えPCEC/BSAヒドロゲルとした。このヒドロゲルにリン酸緩衝液を加えた溶液の振動試験または溶液への荷重負荷による緩衝液へのBSA溶出量,BSA溶出液の潤滑性能などを調査した。その結果,ヒドロゲルの良好な持続性と良好な溶出能力がBSAの急速な溶出を効率的に防止した。またPCECヒドロゲルがBSAと特定の構造を形成し優れた徐放能を付与した。溶出溶液は良好な潤滑特性を有し,平均摩擦係数は通常のリン酸緩衝溶液のそれより約77%低かった。本研究により人工関節におけるBSAの潤滑時間を延長する効果的なアプローチが提供された。

シソーラス用語： 流体潤滑 ,  ポリエチレンオキシド ,  *ヒドロゲル ,  トライボロジー ,  *人工関節 ,  *滑液 ,  血清アルブミン ,  薬物担体 ,  共重合体 ,  開環重合 ,  緩衝液 ,  リン酸 ,  溶出 ,  摩擦係数 ,  徐放性製剤 ,  ポリカプロラクトン ,  剤形
準シソーラス用語： ウシ血清アルブミン ,  バイオトライボロジー ,  リン酸緩衝液 ,  液体潤滑 ,  徐放性

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

物質索引 (1件)： ε-カプロラクトン

タイトルに関連する用語 (8件)： 徐放性 ,  潤滑効果 ,  担体 ,  ε-カプロラクトン ,  エチレングリコール ,  ヒドロゲル ,  バイオトライボロジ ,  応用