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J-GLOBAL ID：201702277953022903   整理番号：17A0080238

超伝導体のμSR研究 銅酸化物高温超伝導体における磁性

著者 (2件)： 小池洋二 (東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻) ,  足立匡 (上智大学理工学部機能創造理工学科)
資料名： RADIOISOTOPES (Web)  (RADIOISOTOPES (Web))
巻： 65  号： 8  ページ： 325-344(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0780A  ISSN： 1884-4111  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： μSRを使って行われた銅酸化物高温超伝導体の磁性に関する研究を紹介する。具体的には,(1)超伝導相に隣接する反強磁性秩序相,(2)1/8異常とそれに関連するスピンと電荷のストライプ秩序,(3)不純物誘起磁性,(4)磁場誘起磁性,(5)擬ギャップ,(6)超オーバードープ領域における強磁性,(7)T′型銅酸化物におけるノンドープ超伝導について紹介する。さらに,超伝導体とその周辺物質の磁性を調べるためにμSR実験を始めようとする初心者がμSRのスペクトルを理解するために必要な最小限の事柄も紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *μSR ,  *銅酸化物超伝導体 ,  超伝導 ,  *反強磁性 ,  磁気秩序 ,  磁場効果 ,  擬ギャップ ,  スペクトル
準シソーラス用語： *銅酸化物系高温超伝導体 ,  反強磁性秩序

著者キーワード (22件)： muon spin relaxation ,  high-T_c cuprate ,  superconductivity ,  antiferromagnetic long-range order ,  1/8 anomaly ,  stripe ,  impurity-induced magnetism ,  magnetic-filed-induced magnetism ,  pseudogap ,  ferromagnetism ,  undoped superconductivity ,  muon spin relaxation ,  high-T_c cuprate ,  superconductivity ,  antiferromagnetic long-range order ,  1/8 anomaly ,  stripe ,  impurity-induced magnetism ,  magnetic-filed-induced magnetism ,  pseudogap ,  ferromagnetism ,  undoped superconductivity

分類 (1件)： 酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I)

引用文献 (109件)：

• 1) 門野良典,ミュオン・スピン回転(μSR)法,RADIOISOTOPES, 64, 697-705(2015)
• 2) 小池洋二,第5回大学生のための素粒子・原子核/物質・生命スクール「サマーチャレンジ」講習テキスト(編集・サマーチャレンジ編集委員会,高エネルギー加速器研究機構,pp. 69-74(2011)
• 3) Kubo, R. and Toyabe, T., Magnetic Resonance and Relaxation, Blinc, R. ed., pp. 810-823, North-Holland, Amsterdam (1967)
• 4) 小池洋二,銅酸化物高温超伝導体の初歩的な解説として,まてりあ,45, 527-534; 592-597(2006)
• 5) 小池洋二,銅酸化物高温超伝導体のμSRを使った初期の研究の解説として,原子核研究,52 Suppl. 2, 22-33(2007)

タイトルに関連する用語 (4件)： μSR ,  研究 ,  銅酸化物高温超伝導体 ,  磁性