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J-GLOBAL ID：201702278039686104   整理番号：17A0716337

鋳造時熱応力解析の予測精度に及ぼす回復挙動および応力歪曲線の歪速度依存性の影響

Effects of Recovery Behavior and Strain-Rate Dependence of Stress-Strain Curve on Prediction Accuracy of Thermal Stress Analysis During Casting

著者 (5件)： MOTOYAMA Yuichi (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  SHIGA Hidetoshi (Nissan Motor Co. Ltd., Kanagawa, JPN) ,  SATO Takeshi (Nissan Motor Co. Ltd., Kanagawa, JPN) ,  KAMBE Hiroshi (Nissan Motor Co. Ltd., Kanagawa, JPN) ,  YOSHIDA Makoto (Waseda Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 48  号： 6  ページ： 2960-2970  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 析出硬化型Al-Si-Cu合金鋳物のI形状試験片の熱応力解析を行いその結果をその場測定値と比較した。従来の加熱試験(HT)で得た応力歪曲線を用いた弾塑性モデルは実験値の2倍以上の熱応力を与えた。析出物を溶解させるため凝固点直下から試験温度まで冷却する冷却試験(CT)の応力歪曲線を構成方程式パラメータに用いると上記のHTに比べ予測精度が大幅に改善した。本合金は623K以上の温度で歪速度依存性が強く,この温度範囲で発生する熱応力の予測精度は合金の構成方程式に歪速度依存性を組み込むことにより改善した。さらに構成式へ回復現象を組み込むことにより低温での熱応力の予測精度が向上した。本開発弾塑性クリープモデルは歪速度依存性と回復の両方を表すことができ,本構成式は他の弾塑性モデルなどよりも高温から低温で生じた鋳物熱応力をより正確に予測した。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  ケイ素含有合金 ,  銅含有合金 ,  *鋳物 ,  *熱応力解析 ,  精度 ,  予測 ,  回復 ,  応力歪曲線 ,  速度依存性 ,  歪速度 ,  析出硬化 ,  計測 ,  現場試験 ,  加熱 ,  解析モデル ,  弾塑性 ,  析出物 ,  凝固点 ,  構成方程式 ,  クリープ ,  温度依存性
準シソーラス用語： その場測定 ,  加熱試験 ,  弾塑性モデル ,  鋳造合金 ,  予測精度 ,  歪速度依存性

分類 (2件)： 金属材料  (HC03020E) ,  凝固  (WC01050M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 鋳造 ,  熱応力解析 ,  予測精度 ,  回復 ,  挙動 ,  応力歪曲線 ,  歪速度依存性