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J-GLOBAL ID:201702278052145459   整理番号:17A0497173

2光子光力学療法のための金属錯体:シクロメタル化イリジウム錯体は,近赤外線下で癌細胞の2光子光増感を誘発する

Metal Complexes for Two-Photon Photodynamic Therapy: A Cyclometallated Iridium Complex Induces Two-Photon Photosensitization of Cancer Cells under Near-IR Light
著者 (12件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 234-238  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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光力学療法(PDT)は,光線照射の際にのみ細胞傷害性になる光増感剤(PS)を使用する。遷移金属錯体は,励起状態の長寿命および高い光安定性のために非常に有望なPSである。しかしながら,これらの錯体は通常,より高エネルギーのUV/可視光線を吸収するが,最適な組織透過性は低エネルギーのNIR領域にある。2光子励起(TPE)は,この問題を克服できる。即ち2つの低エネルギーNIR光子の同時吸収により,1つの高エネルギー光子と同じPS活性励起状態を占有できる。生細胞中ミトコンドリアとリソソーム構造に局在する高いTP吸収を有する[Ir(N^C)2(N^N)]+ファミリーの2つの低分子量,長寿命および光安定性のイリジウム錯体を導入する。この化合物は,1光子照射(405nm)下で効率的なPSであり,低光量(3.6Jcm-2),低濃度,および555を超えるPI指標で多様な癌細胞株においてアポトーシス細胞死をもたらす。1はまた,NIR2光子励起(760nm)下で癌細胞を殺す顕著なPS活性を示し,その光安定性と共に将来の臨床応用の可能性を示す。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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