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J-GLOBAL ID:201702278055075145   整理番号:17A1563777

肥満の新たな治療戦略としての単一種対2種プロバイオティック補給【Powered by NICT】

Single-species versus dual-species probiotic supplementation as an emerging therapeutic strategy for obesity
著者 (7件):
資料名:
巻: 27  号: 10  ページ: 910-918  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3195A  ISSN: 0939-4753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究は,肥満に対する特異的プロバイオティクスの有益な効果を報告している。しかし,単一種および二種としてのプロバイオティクスの抗肥満効果の差は未だ不明である。それ故,著者らは高脂肪食誘発肥満ラットにおける肥満のマーカーに及ぼす細菌の単一種および二種の有効性を比較することを目的とした。全40匹の雄Sprague-Dawleyラットが五群飼料変化の1つに割り当てた:Lactobacillus caseiシロタ株,HFDを添加した標準食,高脂肪食(HFD),HFDこれら二細菌種の混合物を添加したBifidobacterium longumとH FDを添加した。補給15週間後,動物は,体重,体脂肪,糞便中の全細菌数,血清脂質プロファイル,レプチン,アディポネクチンおよび炎症性バイオマーカーの変化を調べた。肝臓および脂肪組織の組織学的分析を行い,脂質代謝に関連する遺伝子の肝臓m RNA発現レベルを測定した。B.longumまたはB.longumとLcS細菌の混合物のいずれかのプロバイオティクス補給は,HFD群の体重及びトリグリセリドを有意に低下させることが分かった。B.longum細菌の添加は,レプチン濃度,体脂肪量,脂肪細胞の大きさとリポ蛋白質リパーゼ発現を調節するだけでなく,細菌の二重種に比べてアディポネクチンやペルオキシソーム増殖因子活性化受容体-γ発現を増加させるという点で良い結果を示した。有意差は糞便性細菌,グルコースおよび炎症性バイオマーカーレベル添加した群間の総数では観察されなかった。肥満におけるB.longum補給した混合物よりもメタボリックプロファイルの変化においてより有益であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
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動物の代謝と栄養一般  ,  遺伝子発現  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  発酵食品一般  ,  代謝異常・栄養性疾患の治療 
タイトルに関連する用語 (4件):
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