抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】敗血症患者におけるToll様受容体4(TLR4)の発現に及ぼすmiR-155/miR-21の影響を調査する。方法:深セン市児童病院の児童集中治療室(PICU)で入院治療した敗血症患児50例を選び、15例の同年齢の健康診断児童を健康対照群とした。フローサイトメトリーを用いて,CD14+単球(MC)TLR4蛋白質とヒト白血球抗原(HLA)-DR発現レベルを検出し,敗血症患者は30%をHLA-DR上昇群とHLA-DR低下群に分けた。同時に,プログラム細胞死因子4(PDCD4)とSH2を含むイノシトールホスホリパーゼ1(SHIP1)の発現レベルを検出し,CD14+免疫磁気ビーズを用いてMCを選別した。リアルタイム蛍光定量PCRを用いて,CD14+MCのmiR-155,miR-21発現,腫瘍壊死因子α(TNF-α)およびインターロイキン-10(IL-10)のmRNA発現を検出した。結果:敗血症患児の男性27例、女性23例;年齢(2.34±0.79)歳;9人の患者は死亡し,HLA-DRの上昇は36人の患者で観察された。HLA-DR群のCD14+MCのTLR4(2.33±0.90),miR-155[(7.19±3.75)×10-3],およびTNF-d[(21.98±14.15)×10-2]は,健常対照群[1.57±0.55,(3.99±1.29)×10-3および(1.61±0.84)×10-2μg/L]より有意に高かった。.・・・・・・...・・・...・・・.....・・・.............................................................................................................................................................................................................2群間に有意差が認められた(F=i1.943,7.583,18.538,すべてP<0.05)。DR-21(12.10±5.66)とIL-10[(29.74±12.55)×10-4μg/L]の発現レベルは,HLA-DR群(4.68±2.07,12.50±5.73)×10-4μg/Lと健常対照群[2.39±0.86,(2.04±0.92)×10-4μg/L]より有意に高かった(P<0.01)。それらの間には有意差があった(F=41.673,54.991,すべてのP<0.05)。敗血症患者におけるSHIP1とPDCD4のレベルは,健常対照者におけるそれらより有意に低かった(0.70±0.36と1.59±0.48,1.55±0.56,および,それぞれ,それぞれ,7.682,8.339,すべてのP<0.05)。HLA-DR群におけるSHIP1の発現は,HLA-DR群におけるそれより有意に低かった(0.60±0.34対0.97±0.26)(F=39.214,P<0.05)。HLA-DR減少群におけるPDCD4の発現は,HLA-DR群におけるそれより有意に低かった(0.94±0.19対1.79±0.47)(F=65.367,P<0.05)。【結論】miR-155/miR-21の調節は,敗血症患者におけるTLR4の異常発現の原因の1つであり,敗血症の過程におけるTLR4の発現を上方制御または抑制することによって,異なる免疫状態をもたらす可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】