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J-GLOBAL ID:201702278099054620   整理番号:17A1442267

長期施肥管理下の土壌有機炭素蓄積の過程の核磁気共鳴分光法からの証拠【Powered by NICT】

Evidence from nuclear magnetic resonance spectroscopy of the processes of soil organic carbon accumulation under long-term fertilizer management
著者 (8件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 703-715  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0094B  ISSN: 1351-0754  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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肥料の長期施用は土壌有機炭素(SOC)の蓄積に大きな影響を及ぼすが,その基礎となる過程は不明である。Hydragric AnthrosolにCalcaricフルビソルと水稲(Oryza sativaL.)の二毛作トウモロコシ(Zea maysL.)-コムギ(Triticum aestivumL.)回転の二つの長期(>20年)圃場試験の土壌中での効果を調べた。SOCの化学構造は,複数の交差分極マジック角スピニング~13C核磁気共鳴分光法によって特性化した。処理の(NPKOF),NPK,NP,NKの無機質肥料対,及び非改良対照を有する有機肥料(OF)のみ,NPK(窒素,リンとカリウム)肥料を含んでいた。NPKOF処理はわずかに制御と比較して芳香族Cと枯渇O-アルキルCを濃縮されることを除いて連続肥料処理はAnthrosol SOCの化学組成を大きく変化しなかった。Anthrosol土壌への全ての処理は,SOC蓄積が,異なる程度になった。Anthrosolとフルビソルの主成分分析は,土壌特性と官能基の間の異なる関係を示した。褐色沖積土SOCはバランスのとれた肥料処理(OF,NPKOFとNPK),NP,制御およびNK処理順に減少した。褐色沖積土SOCの主な構造変化は,芳香族C-O,芳香族C,アノマC,O-アルキルCとOCH_3/NCHの豊度の減少,COO/N C=OとアルキルCの増加,アルキルC/OアルキルC比の増加と芳香族性値の減少をもたらしたと同じ順であった。これらの結果は,褐色沖積土に対するバランスがとれた施肥を持つSOC蓄積は,有機物質の分解が少なく,より腐植化に起因することを示唆し,一方,P削除に関連する最小のSOC含量は気体最終生成物へのより完全な分解に帰することができる。SOCの化学組成は長期肥料処理により変化し,土壌型に依存する可能性があることを考察した。ハイライト:土壌有機炭素(SOC)は褐色沖積土とAnthrosol農業土壌におけるSOC蓄積の長期施肥管理改善された理解に応答してどのように変化する。褐色沖積土におけるりんの省略は蓄積を遅らせ,SOCの分解を促進した。肥料処理は褐色沖積土のSOCの化学組成ではなく,Anthrosolに影響した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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土壌化学 

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