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J-GLOBAL ID:201702278100628943   整理番号:17A0705894

貯蔵または中温嫌気性消化の典型的な条件下で貯蔵したヒト尿,スラッジ及び家畜ふん尿のウイルス不活性化【Powered by NICT】

Virus inactivation in stored human urine, sludge and animal manure under typical conditions of storage or mesophilic anaerobic digestion
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 492-501  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2464A  ISSN: 2053-1419  CODEN: ESWRAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ウイルスはヒト排泄物と家畜糞尿により主要疾患伝達物質の代表である。ウイルス不活性化はこれらの材料の不適切な治療による微生物拡散を防止するのに重要である。ここでは,著者らは保存されたヒト尿,スラッジ,動物糞尿中の一本鎖(ss)RNAファージMS2,DNAファージT4とΦX174,及び二本鎖DNAヒトアデノウイルスの不活性化速度を調べ,天然条件または中温嫌気性消化(<40 °C)下での貯蔵の典型的な温度とpH値であった。ssRNAファージMS2は,試験した他のウイルスと比較して全ての試料で最も容易に不活性化された。これが同様な組成のよく制御された緩衝溶液での以前の研究と一致し,不活性化はssRNAのエステル交換と開裂を触媒する塩基(NH_3,炭酸塩,水酸化物)によって支配されていることが分かった。これに対応して,実際のマトリックス中のMS2不活性化動力学はssRNAの完全性に及ぼす温度,pH,炭酸塩とアンモニアの影響を考慮に入れただけで適切にモデル化することができた。DNAウイルスはMS2に比べてより持続したが,選択したスラッジおよび堆肥試料中の不活性化は類似した組成のよく制御された緩衝溶液と比較して速い速度で進行した。これはDNAウイルスの不活性化への微生物または酵素活性の寄与を示している。全体として,本研究はヒト排泄物と糞尿中のウイルスの不活性化に寄与する最も重要な因子を明らかにし,一本鎖RNAとDNAウイルス間の不活性化速度論と機構の違いを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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滅菌法 

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