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J-GLOBAL ID:201702278220654483   整理番号:17A1183761

マダニH aemaphysalis bispinosa(ダニ類:マダニ科)の唾液腺から分離した,madanin様トロンビン阻害剤,haemathrinsの発現と特性化【Powered by NICT】

Expression and characterization of haemathrins, madanin-like thrombin inhibitors, isolated from the salivary gland of tick Haemaphysalis bispinosa (Acari: Ixodidae)
著者 (5件):
資料名:
巻: 152  ページ: 20-29  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0585B  ISSN: 0049-3848  CODEN: THBRAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダニなどの吸血性動物の唾液は抗凝固蛋白質とポリペプチドの優れた供給源である。ここでは,ゲノムアプローチを用いたダニHaemaphysalis bispinosaの唾液腺からhaemathrin1及び2と命名した二トロンビン阻害剤の同定と特性化を記述した。Haemathrinsはシステインを含まないペプチド抗凝固薬,madanins約65 70%の同一性を共有する,MEROPSデータベースの阻害剤の阻害剤I53スーパーファミリーに属している。HaemathrinsはE.coliで過剰発現させ,抗凝固活性の機構を理解するために特性化した。組換haemathrins(rHaemathrins)は,トロンビン時間,プロトロンビン時間,活性化部分トロンボプラスチン時間,フィブリノーゲン凝固時間を遅延させた。凝固カスケードのセリンプロテアーゼに対する選択性スクリーニングはrHaemathrins1と2はそれぞれ46.13±0.04μMおよび40.05±0.05μMのIC_50とトロンビンを特異的に阻害することを明らかにした。madaninと同様に,rHaemathrin1と2はトロンビンにより切断し,結果として時間とともにそれらの阻害機能を失った。開裂生成物の分析は第一卵割,rHaemathrinsのC末端で発生するが,それらの阻害活性を劇的に減少させたことを明らかにした。切断断片に相当する合成ペプチドは血漿凝固時間を延長するとトロンビンのアミド分解活性を阻害する能力の著しい損失を示した。haemathrinsはH.bispinosaの唾液腺からの最初の開裂可能なトロンビン阻害剤である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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酵素一般  ,  生物学的機能  ,  動物に対する影響  ,  動物生理一般 

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