文献
J-GLOBAL ID:201702278230202755   整理番号:17A0703647

エポキシドCO_2環状付加のための有機触媒としてのβ-シクロデキストリンと有機塩の包接錯体【Powered by NICT】

Inclusion complexes of organic salts with β-cyclodextrin as organocatalysts for CO2 cycloaddition with epoxides
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 24  ページ: 14721-14732  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
β-シクロデキストリン(β CD)と有機塩基1,8-ジアザビシクロ-[5.4.0]ウンデセ-7-エン(DBU)に基づくフェノラート間の包接錯体を簡単な方法によって調製し,FT-IR,~1H NMR,~19F NMR,TGAなどによりキャラクタライズした。これらの包接錯体の中で,β-CD([DBUH][PFPhO]/β CD)によって束縛されたゲスト化合物としてDBUベース2,3,4,5,6-ペンタフルオロフェノラートは環状炭酸エステルにCO_2の環状付加のための容易に分離可能な有機触媒として採用されており,最良の触媒性能を示した。エポキシドの高転化率と炭酸塩への優れた選択性は,130°Cで付加的な有機溶媒あるいは添加物も用いず,3.0MPa CO_2で達成できた。さらに,有機触媒[DBUH][PFPhO]/β-CDは連続した触媒サイクルにおいて良好なrecycabilityを示し,対応するDBUベースフェノラートのそれと比較した。β-CDは,触媒的に活性な種を固定化しており,従って本有機触媒のリサイクル性を改善するのに重要な役割を果たした。詳細な特性化は,フェノラートアニオンはβ-CDの空洞内の結合されたことを示したが,[DBUH]~+カチオンは,β-CDの外側に位置していた。より興味深いことに,フェノラートアニオンは反応温度でβ-CD空洞から解離することが観察されたが,包接化合物は反応した超分子有機触媒の分離と再利用のための非常に魅力的な後に反応混合物を冷却中に形成することができた。最後に,特性化以上に基づいて,存在する有機触媒の反応機構を提案した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る