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J-GLOBAL ID：201702278230456615   整理番号：17A0586794

抵抗炉用電源としてのAPRの役割と今後の展望

著者 (1件)： 大島宏一 (富士電機エフテック)
資料名： 工業加熱  (Industrial Heating)
巻： 54  号： 3  ページ： 7-13  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： S0272A  ISSN： 0454-1499  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 交流電力調整器(APR)は,間接加熱方式抵抗炉の電源として,真空中でも温度制御が可能であり,被加熱材料の生産性向上や品質安定化に貢献してきた。本稿では,APRの機能・性能について解説し,今後の技術動向を展望した。APRには主素子にサイリスタを使用するTHY-APRと,IGBTを使用するPWM-APRがある。前者の波形制御方式には,位相制御方式とサイクル制御方式,後者には,PWM制御方式がある。各波形制御方式の動作原理,特徴,及び温度制御の仕組みを説明した。また安心・安全に関連して,1)ソフトスタート・ソフトアップ/ダウン機能,2)モニタリング機能,及び3)警報出力機能について述べた。

シソーラス用語： 交流 ,  *電気炉 ,  抵抗加熱 ,  *交流電源 ,  電力制御 ,  サイリスタ ,  IGBT ,  PWM制御 ,  波形 ,  発熱体 ,  電気損失 ,  力率
準シソーラス用語： 技術動向 ,  *電力調整器

分類 (2件)： 電熱  (NB11020Y) ,  熱処理設備  (WC03050A)

引用文献 (3件)：

• 上松賢治:富士時報,Vol.57,No.11 P.711~P.715 (1984)
• 谷利博,上松賢治,大熊康浩:富士時報,Vol.70,No.8 P.438~P.440 (1997)
• 電気学会:半導体電力変換回路 P.261~P.262 (2007)

タイトルに関連する用語 (3件)： 抵抗炉 ,  役割 ,  展望