文献

J-GLOBAL ID：201702278241443199   整理番号：17A1777425

Ramanおよび赤外分光法はヒト皮膚線維芽細胞の3D皮膚モデルにおける増殖細胞からの老化分化する【Powered by NICT】

Raman and infrared spectroscopy differentiate senescent from proliferating cells in a human dermal fibroblast 3D skin model

著者 (7件)： Eberhardt Katharina (Leibniz Institute of Photonic Technology Jena, Albert-Einstein-Str. 9, 07745 Jena, Germany. [e-mail] [e-mail] [e-mail] [e-mail]) ,  Matthaeus Christian ,  Winter Doreen ,  Wiegand Cornelia ,  Hipler Uta-Christina ,  Diekmann Stephan ,  Popp Juergen
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 142  号： 23  ページ： 4405-4414  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 老化細胞は組織加齢と機能不全に寄与する。それ故,皮膚の老化細胞を検出する皮膚腫瘍診断と治療のための関心事である。ここでは,三次元(3D)ヒト線維芽細胞由来マトリックス(FDM)におけるヒト皮膚線維芽細胞(HDF)の老化への遷移を研究した。老化と増殖細胞をRaman分光法(RS)とFourier変換赤外(FTIR)分光法により画像化した。得られた平均スペクトルはPLS-LDAを用いて分析した。これらの3D培養細胞では,RSおよびFTIRは増殖細胞からの老化を明確に区別できた。両手法について,我々は,ほぼすべての細胞高分子における老化関連変化を検出した。さらに,二次元(2D)培養細胞と比較して,3Dの異なる生化学的性質を同定し,それらの天然,皮膚3D環境で細胞はin vitroで(2D)細胞培養より異なって作用することを示した。2D培養細胞と比較して,3Dモデルで増殖した細胞は,増殖と老化状態の間の鋭いコントラストを示し,また核酸を含む生体分子の存在量に影響を及ぼす。両振動分光法の訓練精度は96%以上,3D皮膚モデルにおけるこれらの細胞状態を検出するためのこれらの無標識測定の適合性を実証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *赤外分光法 ,  コントラスト ,  細胞培養 ,  核酸 ,  in vitro実験 ,  *三次元 ,  *線維芽細胞 ,  *ヒト ,  培養細胞 ,  Raman分光法 ,  皮膚腫瘍
準シソーラス用語： 生体分子 ,  画像化 ,  *皮膚モデル ,  *皮膚線維芽細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分光分析  (CC03012W) ,  皮膚の基礎医学  (GF01020Y)

タイトルに関連する用語 (9件)： 赤外分光法 ,  ヒト ,  皮膚線維芽細胞 ,  3D ,  皮膚モデル ,  増殖 ,  細胞 ,  老化 ,  分化