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J-GLOBAL ID:201702278243781061   整理番号:17A0216465

音結合電子メトロノームの同期に関する実験的研究

Experimental study on synchronization of sound-coupled electronic metronomes
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 15-24(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0219A  ISSN: 2185-4106  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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同期した拍手の実験的アナロジーとして,音で結合した電子メトロノームを導入した。駆動するメトロノームから発生するクリック音は拍手の音の役目を果たし,電子メトロノームに取り付けられたマイクロホンがクリック音を検出する。同期化のよく知られた実験装置,例えば,材料媒質を通じて振動子を直接結び付ける同一ビーム上の機械的メトロノームとは違って,本システムでは音を間接的な結合媒質として利用している。本実験では,一方向及び二方向結合の両方の場合に,遅いメトロノームが速いメトロノームに追いつくように2つの電子メトロノームが同期することが分かった。同期リズムと非同期リズムの間の間欠的スイッチングを引き起こす位相滑りも観測され,コンサートホールでの拍手と似ていた。正の相互作用機能をもつ位相振動子に基づく本数学的モデルにより,観測結果を非常によく説明できた。本システムはリズミカルな拍手を含め,音結合振動子における同期化を研究するための基本的な実験的枠組みを提供する。(翻訳著者抄録)
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音響測定 
引用文献 (24件):
  • [1] A.T. Winfree, The Geometry of Biological Time, Springer, New York, 1980.
  • [2] Y. Kuramoto, Chemical Oscillations, Waves and Turbulence, Springer, Berlin, 1984.
  • [3] A.S. Pikovsky, M.G. Rosenblum, and J. Kurths, Synchronization: A Universal Concept in Nonlinear Sciences, Cambridge University Press, Cambridge, 2001.
  • [4] S. Yamaguchi, H. Isejima, T. Matsuo, R. Okura, K. Yagita, M. Kobayashi, and H. Okamura, “Synchronization of cellular clocks in the suprachiasmatic nucleus,” Science, vol. 302, pp. 1408-1412, 2003.
  • [5] S.H. Strogatz, D.M. Abrams, A. McRobie, B. Eckhardt, and E. Ott, “Crowd synchrony on the Millennium bridge,” Nature, vol. 438, no. 3, pp. 43-44, 2005.
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