文献

J-GLOBAL ID：201702278259955273   整理番号：17A0792965

抗生物質耐性の全ゲノムシーケンシングベースの監視のための挑戦と機会【Powered by NICT】

Challenges and opportunities for whole-genome sequencing-based surveillance of antibiotic resistance

著者 (2件)： Schuerch Anita C. (Department of Medical Microbiology, University Medical Center Utrecht, Utrecht, the Netherlands) ,  van Schaik Willem (Department of Medical Microbiology, University Medical Center Utrecht, Utrecht, the Netherlands)
資料名： Annals of the New York Academy of Sciences  (Annals of the New York Academy of Sciences)
巻： 1388  号： 1  ページ： 108-120  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0419A  ISSN： 0077-8923  CODEN： ANYAA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 薬剤耐性菌に起因する感染症は,惑星を横切る報告が増加し,薬剤耐性菌は,公衆衛生および現代医学への主要な脅威であると認識されている。本総説で筆者らは,全ゲノムシークエンシング(WGS)-ベースの手法は,抗生物質耐性の発生と伝播の監視に貢献できるかを議論した。現在,WGS(Pacific Biosciences社製PacBioとオックスフォードナノ細孔によって開発されたIllumina短鎖読み取り技術とlong read配列決定プラットフォーム)のために使用される最もであることを配列決定技術の特性を概説した。配列データの解析によって示される課題は,抗菌剤耐性決定因子のセットと現代のバイオインフォマティクスツールにより提供される解を検討した。最後に,多剤耐性日和見病原体Klebsiella pneumoniaeおよび移植可能コリスチン耐性遺伝子mcrの広がり,ハイスループットWGS分析は重要な役割を果たすに関する最近の研究を要約して抗菌剤耐性のWGSベースサーベイランスの能力を示した。抗生物質耐性菌の監視のためのWGSの実施は技術的に実行可能で,費用効果的であり,感染制御に関連した実行可能な結果を提供する。時間は実験室抗生物質耐性菌のサーベイランスプログラムの一環として日常的なゲノム配列決定を実行する時が来た。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 多剤耐性 ,  *抗細菌薬 ,  病原体 ,  公衆衛生 ,  文献展望 ,  肺炎桿菌 ,  感染症
準シソーラス用語： バイオインフォマティクス ,  ゲノム配列 ,  感染対策 ,  抗生物質耐性菌 ,  耐性遺伝子 ,  コリスチン ,  薬剤耐性菌 ,  *微生物薬物耐性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 抗生物質耐性 ,  ゲノミクス ,  バイオインフォマティクス ,  Klebsiella pneumoniae ,  mcr I

分類 (5件)： 動物用医薬品  (FE01050B) ,  動物の衛生  (FE01030F) ,  動物の寄生虫病  (FE02030M) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U) ,  牛  (FD02020Y)

タイトルに関連する用語 (2件)： 抗生物質耐性 ,  機会