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J-GLOBAL ID:201702278283641495   整理番号:17A1114415

乳頭腺腫における高頻度PIK3CAの活性化変異【Powered by NICT】

Frequent PIK3CA activating mutations in nipple adenomas
著者 (9件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 195-202  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2598A  ISSN: 0309-0167  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:乳頭腺腫(NA)は乳頭に発生した稀な良性上皮腫瘍である。組織学的には変動しやすくしばしば混合性腺症のような,通常の乳管過形成のような成長パターンを示した。形態学的に,乳腺実質で起こる他の良性増殖性乳房病変,PIK3CA,AKT1,または,しばしば,50%以上の症例でRASの活性化変異を有することが示されていると類似していた。本研究では,NAにおけるPIK3CA,AKT1,RASおよびBRAFの変異状態を解析することを目的とし組織学的特徴を有する変異状態を相関した。【方法】と結果:PIK3CA,AKT1,RASおよびBRAFの変異分析はSanger配列決定により24NAで実施した。著者らの結果は,活性化PIK3CA変異は主に性腺症のようなパターンを持つ15NA(53%)の八,主に通常の乳管過形成のようなパターンを持つ四九NAs(44%)の中に同定されたことを示した。PIK3CA H1047R変異を有する1例もKRAS Q61H変異を持っていた。性腺症のようなパターンを持つ二腫瘍はBRAFV600E変異を持っていた。全体として,著者らの一連のNAs(24人中12人,50%)の半分はPIK3CA変異を有し,58%(14 24)は,PIK3CA,RAS又はBRAF変異を持っていた。【結論】著者らのデータは,乳腺実質で起こる他の良性増殖性病変に類似した,活性化PIK3CA変異はNAで非常に一般的であり,KRAS変異はPIK3CA変異と同時に起こる可能性があることを示した。さらに,BRAF変異は,以前の研究で良性増殖性病変で同定されていないので,BRAF NAは異なる病因を持つように見える。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
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内分泌系の腫よう  ,  腫ようの診断  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般 

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