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J-GLOBAL ID：201702278377793957   整理番号：17A1065448

Bi_2-XCa_xIr₂O_6+yパイロクロア相 構造と3.9+から4.3+にIrの酸化状態が変化する性質

Bi_2-xCa_xIr₂O_6+y Pyrochlore Phases: Structure and Properties with Varied Ir Oxidation State from 3.9+ to 4.3+

著者 (5件)： GIAMPAOLI Gabriella (Oregon State Univ., Oregon, USA) ,  LI Jun (Oregon State Univ., Oregon, USA) ,  RAMIREZ Arthur P. (Univ. California, California, USA) ,  SLEIGHT Arthur W. (Oregon State Univ., Oregon, USA) ,  SUBRAMANIAN M. A. (Oregon State Univ., Oregon, USA)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 56  号： 8  ページ： 4707-4716  発行年： 2017年04月17日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Bi_2-XCa_xIr₂O_6+y(xは0.0~1.0)について中性子回折により結晶構造を調べた。また抵抗率の温度依存性,Seebeck係数の温度依存性,磁化率の温度依存性を測定し,電気的性質,磁気的性質について調べた。その結果いずれも室温では金属的性質を示し,またSeebeck係数の温度依存性はxの値,すなわち組成に依存することがわかった。xが小さいときには低温ではn型挙動を示し,温度上昇とともにp型挙動に変化することがわかった。一方xが大きい場合には,温度によらずp型挙動を示した。また組成に関係なく,3Kで磁気秩序化することもわかった。またCaはxが変化すると変位しており,これは隣接する酸素空孔と関連していると考えられた。Irの平均酸化状態は,xが小さいときには3.95でありxが大きくなると4.28まで変化することがわかった。

シソーラス用語： パイロクロア型結晶 ,  *状態 ,  結晶構造 ,  *ビスマス化合物 ,  *カルシウム化合物 ,  *イリジウム化合物 ,  *酸化物 ,  *輸送係数 ,  *電気抵抗率 ,  金属性 ,  磁化率 ,  化学組成 ,  依存性 ,  N型半導体 ,  P型半導体 ,  *磁気秩序 ,  変位 ,  空格子点
準シソーラス用語： *酸化状態 ,  *Seebeck係数 ,  組成依存性 ,  原子変位 ,  酸素空孔

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  半導体結晶の電気伝導  (BM03043X)

タイトルに関連する用語 (4件)： パイロクロア ,  Ir ,  酸化状態 ,  性質