文献

J-GLOBAL ID：201702278461665060   整理番号：17A1297973

GNSSレシーバに関するチャネル・パターン認識にもとづく状況を考慮した適応マルチパス補償

Context-Aware Adaptive Multipath Compensation Based on Channel Pattern Recognition for GNSS Receivers

著者 (4件)： SOKHANDAN Negin (Univ. Calgary, Alberta, CAN) ,  ZIEDAN Nesreen (Zagazig Univ., Sharkia, EGY) ,  BROUMANDAN Ali (Univ. Calgary, Alberta, CAN) ,  LACHAPELLE Gerard (Univ. Calgary, Alberta, CAN)
資料名： Journal of Navigation  (Journal of Navigation)
巻： 70  号： 5  ページ： 944-962  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： C0951A  ISSN： 0373-4633  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： GNSS(全地球測位衛星システム)からの信号の多経路(マルチパス)伝播環境とレシーバの移動に対してパターン認識を用いた適応補償方法を提示し,性能を検証した。初めに,車両または歩行者の都市部または郊外の4シナリオを対象として,信号電波の直接伝播+反射波伝播+付加ホワイトノイズによるマルチパス・モデルを提示し,改良RBF(半径基底関数)を用いたSVM(サポートベクトルマシーン)分類法によるマルチパスのパターン認識法,および学習による検出率改善(→71.2%)の効果を示した。次に,確率的勾配降下法にもとづく時間領域またはウェーブレット領域における最小二乗平均法または指数関数重み付き繰返し最小二乗法によるマルチパスの適応補償法を示し,同適応トラッキングにおける補償推定の性能を評価した。4シナリオに対する位置参照用GPS-L1-C/A信号とGalileo-E1b/c信号を用いた事例の位置推定結果を図示し,本手法により4環境タイプを精度86%で分類でき,またレシーバの移動タイプを精度92%で検出できること,遅れ推定性能が約15%改善すること等の検証結果を得た。

シソーラス用語： *衛星航法 ,  *電波伝搬 ,  *多経路伝搬 ,  *受信 ,  分類 ,  パターン認識 ,  アルゴリズム ,  補償 ,  最急降下法 ,  ウェーブレット変換 ,  最小二乗推定 ,  推定 ,  精度 ,  宇宙探査機 ,  *GNSS
準シソーラス用語： ガリレオ【宇宙探査機】 ,  サポートベクターマシン分類 ,  マルチパス伝搬 ,  位置推定 ,  *移動受信 ,  推定精度 ,  適応アルゴリズム ,  統計的パターン認識

分類 (1件)： 電子航法一般  (ND14010O)

タイトルに関連する用語 (7件)： GNSSレシーバ ,  チャネル ,  パターン認識 ,  状況 ,  適応 ,  マルチパス ,  補償