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J-GLOBAL ID:201702278498188909   整理番号:17A0952038

ペプチドπ電子ヒドロゲルの力学的性質の調節のための架橋アプローチ

Cross-Linking Approaches to Tuning the Mechanical Properties of Peptide π-Electron Hydrogels
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 751-759  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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自己集合ペプチドはその比較的に弱い相互作用がしばしば機械的破壊や溶媒浸食を受けやすいにもかかわらず,再生医療やドラッグデリバリ用途に生理活性材料として広く利用されている。著者らはここにどのように共有結合架橋が自己集合π共役体ペプチドヒドロゲルの機械的安定性の向上を果たしたかを報告した。適当に修飾された二官能性ポリエチレングリコール(PEG)系小ゲスト分子と架橋結合を形成しうる異なった反応性官能基を提示した短いペプチド-発色団-ペプチド配列を設計した。これらのペプチドは水性環境でpHに応答し,一次元フィブリル性ネットワークに自己集合した。架橋反応は(前集合により)物理的に架橋したπ共役ペプチド鎖に共有結合により閉じ込められて二次的ネットワークの生成を促進した。ネットワークの機械的修飾をレオロジ測定で評価し,架橋に伴う化学変化を赤外スペクトルで確認した。さらに,これらの架橋結合性π-共役体に細胞外マトリクス(ECM)由来のILe-Lys-Val-Ala-Val(IKVAV)およびArg-Gly-Asp(RGD)生理活性エピトープを組み込んでヒト神経幹細胞や前駆細胞(hNSC)への分化を支援した。hNSCはIKVAV由来π共役体上でニューロンに分化したが,RGD含有ペプチドは細胞接着を支持しなかった。これらの発見は進んだ組織再生用途を可能にする人工ECM調製のためのπ共役体ペプチドヒドロゲル化剤の生化学的および電子的性質への知見を提供するものであった。
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分類 (4件):
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その他の高分子の反応  ,  細胞生理一般  ,  細胞・組織培養法  ,  分子構造 
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