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J-GLOBAL ID：201702278518596698   整理番号：17A1094793

フェナントレンの運命と好気性土壌中での非抽出性残留物の鉱化作用【Powered by NICT】

Fate of phenanthrene and mineralization of its non-extractable residues in an oxic soil

著者 (7件)： Wang Yongfeng (State Key Laboratory of Pollution Control and Resource Reuse, School of the Environment, Nanjing University, 163 Xianlin Avenue, 210023 Nanjing, China) ,  Xu Jun (State Key Laboratory of Pollution Control and Resource Reuse, School of the Environment, Nanjing University, 163 Xianlin Avenue, 210023 Nanjing, China) ,  Shan Jun (State Key Laboratory of Pollution Control and Resource Reuse, School of the Environment, Nanjing University, 163 Xianlin Avenue, 210023 Nanjing, China) ,  Shan Jun (State Key Laboratory of Soil and Sustainable Agriculture, Institute of Soil Science, Chinese Academy of Sciences, 210008 Nanjing, China) ,  Ma Yini (State Key Laboratory of Pollution Control and Resource Reuse, School of the Environment, Nanjing University, 163 Xianlin Avenue, 210023 Nanjing, China) ,  Ji Rong (State Key Laboratory of Pollution Control and Resource Reuse, School of the Environment, Nanjing University, 163 Xianlin Avenue, 210023 Nanjing, China) ,  Ji Rong (Institute for Marine Science, Nanjing University, 163 Xianlin Avenue, 210023 Nanjing, China)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 224  ページ： 377-383  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境中の有機汚染物質,特に非抽出性(結合)残留物(NER)の形成と安定性の挙動はそれらの環境リスクを決定する。~14Cトレーサを用いて,著者らは土食性ミミズMetaphire guillelmiの不在及び存在下で活性または殺菌酸化ローム土壌中の発癌物質フェナントレンの運命を調べ,フェナントレンから誘導されたNERを特性化した。活性土壌における~14C-フェナントレン28日間のインキュベーション後,初期量の40±3.1%が無機化されたおよびNERに変換された70.1±1.9%であった。NER(>92%)の大部分は,土壌ヒューミンに結合した。ヒューミン結合残留物のシリル化はこれらの残基の45.3±5.3%,それらは物理的に捕捉されたことを示したを放出し,一方残基の残りは化学的に結合または生物起源のものである。対照的に,滅菌土壌に,フェナントレンのわずか43.4±12.6%がNERに変換され,これらの残基のすべては,シリル化,NER生成における微生物活動の重要な役割を強調に完全に放出された。活性土壌中のM.guillelmiの存在はフェナントレン無機化(24.4±2.6%鉱化)を阻害したが,NER生成は有意な影響を受けなかった。ミミズ体内に蓄積フェナントレン由来残基(初期量の1.9 5.3%)の少量のみが。ヒューミン結合残基は新鮮な土壌と混合した時,残基の33.9%(活性土壌から回収したヒューミン)と12.4%(滅菌土壌から回収したヒューミン)であった,75日間の培養NERの高いバイオアベイラビリティを示した後に無機化にもかかわらず,低いフェナントレンの初期添加。著者らの結果は,特に物理的に捕捉され,多くのフェナントレン由来NERはまだバイオアベイラビリティと土壌生物に対する毒性をもたらす可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 発癌物質 ,  培養 ,  ヒューミン ,  キャラクタリゼーション ,  バイオアベイラビリティ ,  酸化 ,  ローム ,  *鉱化作用 ,  無機化 ,  ミミズ類 ,  毒性 ,  芳香族縮合炭化水素
準シソーラス用語： 微生物活性 ,  残基 ,  有機汚染物質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： フェナントレン ,  有酸素土壌 ,  環境運命 ,  非抽出性残基 ,  ミミズ

分類 (2件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： フェナントレン

タイトルに関連する用語 (5件)： フェナントレン ,  好気性 ,  土壌 ,  残留物 ,  鉱化作用