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J-GLOBAL ID：201702278605222014   整理番号：17A1055544

樹上有袋類の保存管理のための巣箱と樹木空洞の熱適合性の比較【Powered by NICT】

Comparing the thermal suitability of nest-boxes and tree-hollows for the conservation-management of arboreal marsupials

著者 (3件)： Rowland Jessica A. (School of BioSciences, The University of Melbourne, Parkville, 3010, Victoria, Australia) ,  Briscoe Natalie J. (School of BioSciences, The University of Melbourne, Parkville, 3010, Victoria, Australia) ,  Handasyde Kathrine A. (School of BioSciences, The University of Melbourne, Parkville, 3010, Victoria, Australia)
資料名： Biological Conservation  (Biological Conservation)
巻： 209  ページ： 341-348  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0921B  ISSN： 0006-3207  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 百種の避難所と育種のための樹木空洞に依存しているが,造林は世界的にそれらのアベイラビリティを減少させた。巣箱は中空欠損生息地に広く展開されているが,樹木空洞に比べて樹上性有袋類に対するそれらの熱値は不明で,特に温帯環境中に見いだされた。は夏と冬の環境条件中の巣箱と樹木のうつろ対における熱領域を解析した。生物物理学的モデルを用いて,いくつかの有袋類種の密度の相対的適合性を定量化し,予測された熱発生と熱損失に及ぼす微気候の影響(環境条件)を評価した。巣箱温度は環境温度と太陽放射によって強く影響されたが,樹木空洞は外部温度変動を低減した。平均して,巣箱は夏に樹木空洞よりも8°C高く,冬の3°Cより高い最大温度に達し,最高温度巣箱に記録された52°C,樹木空洞中で38°Cであった。夏の間,有袋類による必要な推定熱損失した樹木空洞より巣箱における1.5 2.4倍高かった。逆に,予測された冬季熱発生要求は巣箱におけるわずかに低かった(中空要求の0.95 0.97)。著者らの研究は,熱イベント時の体温調節コストを低減する温帯地域における中空依存性有袋類の熱避難所としての樹木の空洞を保持の重要性を強調する。は一貫して種上部臨界温度を超える温度に達した場合電流巣箱設計は高い温度と太陽放射負荷時の限られた価値のありそうな,しかし冬中に適切な微気候を提供するかもしれない。気候変化の下での予測された増加とより長い熱事象により,今後の保存管理プログラムは,野生生物への適合性を向上させるために巣箱熱特性を改善することに焦点を当てるべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 気候変動 ,  太陽放射 ,  生息場所 ,  *有袋類 ,  体温調節 ,  熱損失 ,  温度変動 ,  温帯 ,  微気候 ,  *適応性 ,  アベイラビリティ ,  熱特性 ,  冬
準シソーラス用語： 環境条件 ,  *巣箱 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ツリー中空 ,  巣箱 ,  微気候 ,  生息温度環境の質 ,  吸熱 ,  温帯

分類 (1件)： 自然保護  (SB06000L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 樹 ,  有袋類 ,  保存 ,  巣箱 ,  樹木 ,  空洞 ,  適合性